暦通りに春がやってきました。
昨日は節分。
鬼は外、と鬼に出て行ってもらいました。
まっすぐに春立ち仔犬の耳たてり 遅足
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
このところ大寒の句を楽しんできました。
みなさんの句を読んでいたら、虚子にも
大寒の句があることに気付きました。
大寒の埃の如く人死ぬる 虚子
最初に読んだ時は、これはないでしょう?!という印象。
こんなに、あっけらかんと人の死を詠んだ句は知りません。
見舞いに行ったら、病人が亡くなっていた時の句だそうです。
考えてみれば、人生は無常。そして無意味。
お釈迦様も、人生の意味について、あれこれ悩むことは
止めておいたほうが良いと、仰っています。
しかし、最近、無意味だからこその味わいもあるのでは?
と思うようになりました。
虚子に、こんな句もあります。
三つ食へば葉三片や桜餅 虚子
アタリマエのことを詠んだ句ですが、
あまり生マジメに読まずに、そうなんだよね、と
楽しめば、結構面白い句とも思います。
この句の言っていないこと。
それは桜餅を3つも食ったのは私。
その私の気持ちを推測して楽しむのも俳句の楽しみ方。
老子のような境地というのかな?
昨日は節分。
鬼は外、と鬼に出て行ってもらいました。
まっすぐに春立ち仔犬の耳たてり 遅足
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
このところ大寒の句を楽しんできました。
みなさんの句を読んでいたら、虚子にも
大寒の句があることに気付きました。
大寒の埃の如く人死ぬる 虚子
最初に読んだ時は、これはないでしょう?!という印象。
こんなに、あっけらかんと人の死を詠んだ句は知りません。
見舞いに行ったら、病人が亡くなっていた時の句だそうです。
考えてみれば、人生は無常。そして無意味。
お釈迦様も、人生の意味について、あれこれ悩むことは
止めておいたほうが良いと、仰っています。
しかし、最近、無意味だからこその味わいもあるのでは?
と思うようになりました。
虚子に、こんな句もあります。
三つ食へば葉三片や桜餅 虚子
アタリマエのことを詠んだ句ですが、
あまり生マジメに読まずに、そうなんだよね、と
楽しめば、結構面白い句とも思います。
この句の言っていないこと。
それは桜餅を3つも食ったのは私。
その私の気持ちを推測して楽しむのも俳句の楽しみ方。
老子のような境地というのかな?