575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

薄氷や恋の話と死ぬ話    朱露

2011年02月19日 | Weblog
エロスとタナトス。文学の永遠のテーマ。
こんな話をしているのは誰と誰なのか?
男同士なのか?女同士なのか?
あるいは男女なのか?
男女二人で、こんな話をするのは、一体、どういう関係なのか?
のっぴきならない間柄かも・・・
なんとなく太宰の世界を思い出すのですが。

薄氷は、春先に薄く張る氷。
春と冬とのせめぎ合いが生み出したもの。

春は恋、冬が死なら付きすぎ。

         

観念的に読むより、恋をしている二人の、
ちょっと深刻そうな場面を想像したほうが楽しめるかも。
都会のとあるカフェ。ガラス越しに薄氷の張った噴水が見える。
話を切り出したのは女性・・・・

冬は終って、春に向かっているのだから
二人の間、破局はないでしょう・・・

                 遅足

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春眠やだが待て「深夜プラス1」   朱露

2011年02月19日 | Weblog
   読むか眠るかの死闘を経てやはり読む。
   三回目だから筋は知っているけど読む。
   ギャビン・ライアルは私より二年先輩。
   敵味方に分かれた時代のイギリス少年。

             


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