575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

たまゆらを姉と弟冬座敷  遅足

2016年02月02日 | Weblog
普段は、主婦として妻として母としての姉。
また、夫として父としての弟。冬座敷で再会。

  父母の忌のはらから集ふ冬座敷   伊藤百江

「姉さん」と呼ばれ、子供の頃の姉弟に。
法事がすめば慌ただしく別れて、帰っていく姉弟。
たまゆらを昔に帰って過ごします。

           
 
私の母は五人姉弟の長女。旧姓は大山。
小柄だったので、大山さんちの小山さん、と言われたとか。
祖母が病弱だったため、母が代役を果たすこともあり、
気の強いところがありました。
そんな母を二人の叔父さんは頼りにしていたようです。

今や三人ともあちらの世へ。戦死した長男を含めて四人。
昔の姉弟に戻って、仲良く暮らしていることでしょう。
次女のおばさんは、この世で元気です。
コメント
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