俳句は、季語という星がつくりだす小さな宇宙。
季語の周りを、いくつかの言葉の星が回っています。
季語の引力が大きいほど、他の言葉は遠く離れて回転出来ます。
宇宙は大きくなります。
引力圏のなかに捕らわれてしまうと、宇宙は小さく。
季語の説明になったり、類想句になってしまいます。
かといって、言葉が離れすぎると小宇宙は崩壊。
独りよがりの句に。
人類の滅亡の日や菠薐草
この句、俳句の小宇宙をつくっているのでしょうか?
飯を炊きはうれん草茹で芋を煮て腹満ちしのちゆっくり悩む
こちらは、今朝の中日歌壇で島田修三さんが一席に選んだ歌。
作者は浜松の荒川訓子さんです。
最後の、ゆっくり悩む、が予想を裏切って、楽しい歌に。
季語の周りを、いくつかの言葉の星が回っています。
季語の引力が大きいほど、他の言葉は遠く離れて回転出来ます。
宇宙は大きくなります。
引力圏のなかに捕らわれてしまうと、宇宙は小さく。
季語の説明になったり、類想句になってしまいます。
かといって、言葉が離れすぎると小宇宙は崩壊。
独りよがりの句に。
人類の滅亡の日や菠薐草
この句、俳句の小宇宙をつくっているのでしょうか?
飯を炊きはうれん草茹で芋を煮て腹満ちしのちゆっくり悩む
こちらは、今朝の中日歌壇で島田修三さんが一席に選んだ歌。
作者は浜松の荒川訓子さんです。
最後の、ゆっくり悩む、が予想を裏切って、楽しい歌に。