節分、立春と時は流れ、もう2月の句会です。
今回の題詠は「菠薐草」です。
「寒締めちぢみほうれん草」という新種も店頭に。
寒さに耐え、甘味が増したほうれん草とのこと。
確かに甘味があります。
この季語、意外と手強くて、なかなか手が出来ません。
そこで例句を調べてみました。
まず、ほうれん草そのものを詠んだもの。
不可もなし可もなし菠薐草甘し 星野麥丘人
ほうれん草を食べる人間に焦点を当てた句。
金婚夫婦小鳥となれり菠薐草 山本嵯迷
調理している様子を詠った句。
巡視船菠薐草を茹でてをり 安川掴雲
ジャズ唄ひ乍ら菠薐草洗ふ 樋口玉蹊子
三寒四温の寒の今朝。霜がお向かいの屋根に。
この寒さを耐えて甘くなるものは多くあります。
句会には、どんな菠薐草の句が登場するのか?
楽しみです。
遅足
今回の題詠は「菠薐草」です。
「寒締めちぢみほうれん草」という新種も店頭に。
寒さに耐え、甘味が増したほうれん草とのこと。
確かに甘味があります。
この季語、意外と手強くて、なかなか手が出来ません。
そこで例句を調べてみました。
まず、ほうれん草そのものを詠んだもの。
不可もなし可もなし菠薐草甘し 星野麥丘人
ほうれん草を食べる人間に焦点を当てた句。
金婚夫婦小鳥となれり菠薐草 山本嵯迷
調理している様子を詠った句。
巡視船菠薐草を茹でてをり 安川掴雲
ジャズ唄ひ乍ら菠薐草洗ふ 樋口玉蹊子
三寒四温の寒の今朝。霜がお向かいの屋根に。
この寒さを耐えて甘くなるものは多くあります。
句会には、どんな菠薐草の句が登場するのか?
楽しみです。
遅足