亜子さんの句。ここ一年の句を振り返ってみました。
軍服の坊や銃後の七五三
七十年戦後史たどる夜長かな
梅雨寒や白木の箱に石ひとつ
馬もまた息絶えて浮き原爆忌
髪洗ふ機銃掃射の夢覚めて
昭和という戦争の時代を詠んだ句が多く見られます。
俳号の亜子の「亜」は「亜細亜」から。
亜細亜の平和を願う気持ちが表れた俳号です。
大花火この世で逢へぬ人に逢ひ
咲き満ちて桜はわれに問ふごとく
こうした句にも、戦争の影を感じてしまうのは
考えすぎでしょうか。
日本が再び、戦争への道を歩まぬように。
亜子さんの願いは、私たちの願いでもあります。
時々
寒い雨が降ってきました。
梅の花も震えています。 遅足
軍服の坊や銃後の七五三
七十年戦後史たどる夜長かな
梅雨寒や白木の箱に石ひとつ
馬もまた息絶えて浮き原爆忌
髪洗ふ機銃掃射の夢覚めて
昭和という戦争の時代を詠んだ句が多く見られます。
俳号の亜子の「亜」は「亜細亜」から。
亜細亜の平和を願う気持ちが表れた俳号です。
大花火この世で逢へぬ人に逢ひ
咲き満ちて桜はわれに問ふごとく
こうした句にも、戦争の影を感じてしまうのは
考えすぎでしょうか。
日本が再び、戦争への道を歩まぬように。
亜子さんの願いは、私たちの願いでもあります。
時々
寒い雨が降ってきました。
梅の花も震えています。 遅足