鎌倉の長谷寺に日没の読経<日没偈>が流れます。
ふと、見上げると一匹の栗鼠。
まるで、仏の教えを聴いているようです、と殿様。
インターネットで、調べてみました。
この世のあらゆるものが無常であることを説いている文で、
「人々は日々の慌しさに追われるばかりで、
命が一日一日ついえていくことに気づいてはいない。
命の灯は、風にさらされればいつ消えてしまうかわからないのである。
この迷いの世界には定まった境地などないのだから。
いまだ苦しみの世界から抜け出せずにいるにもかかわらず、
どうして安穏としていられるのだろうか。
よく聞け。剛健なる時にこそ、自らを鞭打って、常住なる極楽浄土を求めよ」
という内容だそうです。