お盆の帰省による渋滞。
しかし遠くの花火に気がつきました。
距離があるのでしょうか。音も聞こえません。
遅々として動かないクルマ。
遠い花火を眺め心を鎮めます、と作者。
渋滞時の心模様と遠花火の描写。
心情と情景のバランスが巧み。
記憶に残る秀句、と殿様。
お盆やお正月の大渋滞。
年に2回、ふるさとへ。
東京へ行った子は帰省しますが、
私は名古屋生まれ、名古屋育ち。
帰るべき「ふるさと」をないはずですが、
それでも「故郷」を求める心はあるようです。
「兎追いし・・・」と歌うと涙が出そうに。
これって不思議です。(遅足)