575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

桜散り明治と読める兵の墓  結宇

2021年05月13日 | Weblog

先月の自由題で高得点を集めた結宇さんの句。平和公園をよく散歩されるそうです。そんな中古い墓石を見つけ、儚い桜と亡き兵士に思いを馳せたのでしょう。

いただいたコメントをご紹介します。

亜子さん:平和公園には兵士の墓がある。明治、大正のものもあり、古びて苔むしている。お墓と桜はなぜかよく似合う。

能登さん:花盛りの後、その陰にに忘れられたような墓碑。明治期の戦没者のものでしょうか。栄枯盛衰?そこに着目された作者に脱帽です。

等さん:桜が散る兵士のお墓には「明治」と彫られています。我々が生き育った「昭和」もやがて古くなり、

     消え去るのですね。

                     

 

私事ですが義父が亡くなり今お墓をどうしようかと迷っています。将来、墓守をする人がいなくなっても、どこかの誰かの目に触れることもあるのかと。。最近は墓じまいや樹木葬、合祀などお墓問題が私たちの世代では話題になっています。令和のお墓事情です。

昨日は郁子さんと東谷山へ登りました。古代のどなたかのお墓である古墳に手を合わせました。麗子

 

コメント
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