今月のメール句会で見事トップ賞に輝いた須美さんの句です。核家族が多い中、四世代の洗濯物を干す須美さん。
実は先日、須美さんにお二人目のお孫さんが生まれたそうです。おめでとうございます!!その赤ちゃんの小さな洗濯物から、今は施設におられるお姑さんの洗濯物までまさに満艦飾のベランダのようです。忙しい中にも充実した日々が五月晴れからも伺えます。暗いコロナ禍の中、明るい俳句に背筋が伸びる気がしました。
では皆さんのコメントです。
郁子さん:4世代の洗濯ものが並ぶなんて、なんと賑やかで平和な光景でしょう。洗濯をする人は大変でしょうが、愛を感じます。
能登さん:4世代とは、壮観な物干し風景ですね。梅雨に入り、これからが大変そうです。
竹葉さん:四世代ともなると洗濯物いっぱいでしょうが、鯉のぼりのようで清々しい感じがします。
千香子さん:珍しくなった大家族、たくさんの洗濯物、陽をいっぱい浴びて気持ち良く乾くでしょう
晴代さん:未来が力強く壮観な眺めが目に浮かびます。
結宇さん:竿をうめるという事に格別の意味があるかどうか、浅学にて知りませんが、四世代といえば50年以上(?)でしょか、晴れた五月に新しい竿に干し物をという様でしょうか。
さて、須美さんの自由句です。
嬰児の握る手固く夏初め 須美
生命力に満ち満ちた一句ですね。五月生まれの子は強いと聞いたことがあります。「夏初め」が効いていると思いました。
郁子さん:赤ちゃんの湿り気のあるちいさな手、その握力は想像以上に力があります。 生まれたての透き通るような皮膚感は夏初めにぴったりです
結宇さん:生まれたばかりの嬰児ですね。暖かくなるこれから一所懸命育っていく様を想像しました。未来あるのはいいですね。
ご家族が増えて幸せホルモンが出ておられる須美さん。これからもお孫さんの成長とともに明るい俳句を作ってくれそうです。乞ご期待!麗子