575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

あれから20年  麗

2006年05月25日 | Weblog
1987年に260万部の売り上げだった俵万智さんの
「サラダ記念日」。久しぶりに読み返したら驚くべき発見あり。

「また電話しろよ」「待ってろよ」いつもいつも命令形で愛を言う君

という短歌がありました。あれから20年。
今の若者男性は「また電話するね」「待っててね」
という口調に変わってきています。
これは優しくなったというのでしょうか?

俵さんも今はシングルマザーの道を選び短歌も子育ての歌に変わっています。

「どこまでも歩けそうなる皮の靴いるけどいないパパから届く」
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3 コメント

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20年の変化は大きい? (遅足)
2006-05-25 17:11:12
早いものですね。もう20年ですか。

口語で歌を詠むと、どうなるのか?と

ちょっと心配でしたが、それはそれ。

なかなか良いですね。



もともと俗を重視した俳句が雅を求めているのも

面白い歴史の皮肉ですね。



やさしい男性口語はちょっと???ですね。

女性はどう思っているんでしょうか?

   
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ブラックチョコの味 (歌盗人)
2006-05-26 02:08:05
   人恋ひて日陰に解けぬ残り雪



   恋猫の墓参の人を妬みおり



   シクラメン眺めし人のドアの音



   せり・なずな伝えてみたき恋のあり   
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恋はチョコの味わい (遅足)
2006-05-26 07:55:29
花盗人さんの句は、みなチョコの味。

シクラメンは状況設定が良いですね。



 せり・なずな伝えてみたき恋のあり



が、熟年の恋を思わせて好きです。

熟年じゃないかな?

そう、恋に年齢はありません。

恋の句なんて、つくっていないな!!!

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