575の会5月例会の結果です。
長良さん追悼句
長良なる鵜匠優しき縄捌き(朱露)
句会部屋一隅照らす人が逝き(麗子)○
葉桜や諧謔の句の作者逝く(亜子)
駅までの俳句談義や春暮るる(立雄)○○○○○○
友逝きて常盤木落ち葉頻りなる(静荷)
しばらくの春風とゆく長良川(遅足)○
世を嘆き水あふるるや長良川(能登)○
真っ直ぐな彼の人逝きて川流る(童子)
竹林にみどりの風が吹き抜ける(麗子)○
トンネルを抜けても木曽の緑かな(亜子)○○○
尺取の来て席ゆずる緑かな(愚足)○○○
緑立ちいつしか添うて四十年(立雄)○
亀鳴くも緑の亀は黙(だんま)りで(鳥野)
海向きて鵜の緑眼を動かさず(雅子)○○○
緑濃き愛染の山赤岩寺(せきがんじ)(朱露)
百の木に万のみどりやおらが国(能登)○○
さみどりの風の頭にぶつかりぬ(遅足)○○○
筆抛りて子ら新緑の中に消え(愚足)○
緑児の指さす先や若楓(ほたる)
万緑の持ち重りする夕べかな(静荷)○○○○
嘘一つ八手の緑また太る(鳥野)○
新緑や家移りの子を訪ひにけり(ほたる)○
母の日や一日腰折り青田中(童子)
番外 緑陰を我がもの顔に裏の猫(立雄)
春過ぎて直情の人往きにけり(立雄)
笑み湛え警句辛辣長良さん(立雄)
微笑んで警句洒脱の長良さん(立雄)
長良川
大河野に出でてつくれる笑窪かな(遅足)
次回は6月28日(水)午後6時 安田屋 題は「蛍」です。
長良さん追悼句
長良なる鵜匠優しき縄捌き(朱露)
句会部屋一隅照らす人が逝き(麗子)○
葉桜や諧謔の句の作者逝く(亜子)
駅までの俳句談義や春暮るる(立雄)○○○○○○
友逝きて常盤木落ち葉頻りなる(静荷)
しばらくの春風とゆく長良川(遅足)○
世を嘆き水あふるるや長良川(能登)○
真っ直ぐな彼の人逝きて川流る(童子)
竹林にみどりの風が吹き抜ける(麗子)○
トンネルを抜けても木曽の緑かな(亜子)○○○
尺取の来て席ゆずる緑かな(愚足)○○○
緑立ちいつしか添うて四十年(立雄)○
亀鳴くも緑の亀は黙(だんま)りで(鳥野)
海向きて鵜の緑眼を動かさず(雅子)○○○
緑濃き愛染の山赤岩寺(せきがんじ)(朱露)
百の木に万のみどりやおらが国(能登)○○
さみどりの風の頭にぶつかりぬ(遅足)○○○
筆抛りて子ら新緑の中に消え(愚足)○
緑児の指さす先や若楓(ほたる)
万緑の持ち重りする夕べかな(静荷)○○○○
嘘一つ八手の緑また太る(鳥野)○
新緑や家移りの子を訪ひにけり(ほたる)○
母の日や一日腰折り青田中(童子)
番外 緑陰を我がもの顔に裏の猫(立雄)
春過ぎて直情の人往きにけり(立雄)
笑み湛え警句辛辣長良さん(立雄)
微笑んで警句洒脱の長良さん(立雄)
長良川
大河野に出でてつくれる笑窪かな(遅足)
次回は6月28日(水)午後6時 安田屋 題は「蛍」です。