8月18日は飛騨川バス事故の日。
今年で43回目の法要がありました。
「僕は高校生でした」「ワタシは小学校」と、話合う人たち。
事故は遠い日の出来事になって、参加する人数もめっきり少なくなりました。
事故のあと、国の道路行政を告発した大訴訟。原告130人、弁護団40人、
全国交通運輸労働者の力強い支援を受けました。
6年間の苦労が実って獲得した国家賠償という全面勝訴。
以来、この判決は道路管理の転換点になりました。
43回忌のこの日は、よく晴れた暑い日。「天心白菊の塔」の前のテントで行われている
法要を横目に、トラックが乗用車が疾走していきます。
どうか、事故に遭遇しませんように。
ここまで書いて、投稿寸前の23日(火)午前11時、下呂市 の飛騨川沿いの住民に 避難勧告。
局地的豪雨により、飛騨川が危険水位に達したというものです。
大きな災害にならないことを祈るばかりです。
鳥野