眺める禅: すーっと心がかるくなる | |
クリエーター情報なし | |
小学館 |
【一口紹介】
◆内容紹介◆
心配事も悩み事も消えていく読んで眺める本
話題の禅僧・枡野俊明氏の新刊は、これまでの枡野ワールドとはひと味違う“眺めて、読んで、感じる"本。
世界的な庭園デザイナーでもある枡野氏がデザインした「禅の庭」の写真と、禅の考え方に基づいた、心にしみわたる言葉満載。
ぱっと開いたページを眺めるだけで、心が静かに、すーっと軽くなる一冊です。
たとえば、寒川神社の庭園の、水のほとばしる滝の写真には、こんな言葉が添えられています。
「水は何ものにも逆らわないで高い所から低所へと流れてゆきます
踏ん張ることは大切です
それでも、踏ん張りきれなかったら、
流れてゆけばいいのです
流されることと、流れることは、違うのですから…」
ともすると余計なことを考えたり、不安が心を占めがちな夜、就寝前の30分間、毎日、本書を開くようにすると、心配事も悩み事も消えていき、静かな心で眠りにつくことができます。
“夜の坐禅"ともいえる、この新習慣を、ぜひ、あなたのものに。
【編集担当からのおすすめ情報】
ついつい走り続けがちな毎日に、気持ちが押しつぶされそうになりますが、お庭の写真を眺め、言葉をかみしめていると、不思議と心が落ち着いてきます。
著者の枡野さんからは「毎晩、同じ写真を眺めるようにすると、心の状態がわかるようになります」とアドバイスをいただきました。
◆枡野/俊明◆
横浜市出身。大学在学中より斉藤勝雄氏に師事し、卒業後弟子となる。昭和54年大本山總持寺にて雲水として修行。禅の思想と日本の伝統的考え方を基に、創作活動を行なう。
『芸術選奨文部大臣新人賞』『外務大臣表彰』『Gala Spa Award 2005特別賞』、カナダ政府より『Meritorious Service Medal』(カナダ総督褒章)、ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章など受賞・受章多数。
現在、建功寺住職、日本造園設計代表、多摩美術大学環境デザイン学科教授、Beijing DeTao Masters Academy(北京徳稲教育機構)大師
【読んだ理由】
著者出演のラジオ番組を聞いて。二作目。
【印象に残った一行】
スマホのメールアドレスを増やすことよりも まず、ひとりと「絆」と呼べる縁を結ぶのがいい
相手のために心を込めて 小さな何かをすることから始めましょう
そんな一歩を踏み出したら 心を軽くしてくれる人との出会いが 必ず、あります
ただし、たしかなことがひとつあります
あなたのなかにはさまざまな”原石が埋まっている
磨かれて光を放つのを待っているのです
焦らないで、急がないで
一瞬、一瞬を大切に紡いでいったらいい
そのことにしか。自分磨きの方法はありません
【コメント】
心が落ち着きます、「禅の庭」の写真。