日本男道記

ある日本男子の生き様

道標(岡山県倉敷市矢部)

2005年05月27日 | 道標
道標は古くより旅人の道しるべとして、石等に里程や方向を示し、三叉路の路傍に立てられたものです。現在は全国画一化され道路標識にとって代わられ、道端に忘れられた様な存在になっています。散歩の途中気をつけてみて歩くと、今なお大切に残されている道標を見かけます。私はなぜか風雪にたえ人々の往来を見守り続ける道しるべにひかれます。道標シリーズ第二十二段。
・所在地  岡山県倉敷市矢部
・建立年  昭和二年(1927)
・建立者  阿部紋治郎
・導(しるべ) 右面  昭和二年一月建設 都窪郡加茂村大字加茂 
施主 阿部紋治郎 世話人 多田儀三郎
        正面  毘沙門堂
        左面  →稲荷 足守 
            ←倉敷 早島        
・撮影日   2005/05/02
・メモ   高さ140cm、やや傾いている。
位置図




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2 コメント

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加茂村 (地理佐渡・かんりにん)
2005-05-28 06:38:46
管理人様 おはようございます。



文中に

>・導(しるべ) 右面  昭和二年一月建設 都窪郡加茂村大字加茂

とありました。



そちら、岡山県にも加茂村という地名があるのでしょうか?

(もしかしたらあった...?)



私は佐渡の出身なのですが、佐渡の実家の住所に加茂歌代と加茂地名が入ります。以前は加茂村という村だったと聞き及びます。



佐渡国は古くは佐渡三郡→加茂郡・羽茂(はも)郡・雑田(さわた)郡と言われたらしい。



ということで、加茂地名には古くから関わりがあります。

ちなみに歌代とつくのは、さる有力者が付近を良い歌の褒美としてもらったと言うことでこの地がついたと言われています。



たまたま見つけた 加茂村 という地名。ずいぶん遠いところでの同じ地名です。不思議な縁を感じます。
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加茂について (4126nk)
2005-05-28 07:49:01
佐渡地理かんりにん様

お早うございます。お尋ねの都窪郡加茂村は昭和の大合併まではあったのではないかと思いますが詳しくはわかりません。

また、岡山県北になりますがこの2月まで加茂町がありました。こちらは今回の平成の大合併で津山市に編入されました。ご参考までに加茂のHPです。

http://www.city.tsuyama.lg.jp/index.cfm/12,0,38,html

京都府にも加茂町がありますが、加茂という名前がこれだけあちこちにあるということは何かあるかも知れませんね。

Have a nice day!
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