日本男道記

ある日本男子の生き様

道標(岡山県総社市山手宿)

2005年05月16日 | 道標
道標は古くより旅人の道しるべとして、石等に里程や方向を示し、三叉路の路傍に立てられたものです。現在は全国画一化され道路標識にとって代わられ、道端に忘れられた様な存在になっています。散歩の途中気をつけてみて歩くと、今なお大切に残されている道標を見かけます。私はなぜか風雪にたえ人々の往来を見守り続ける道しるべにひかれます。道標シリーズ第十六段。
・所在地  岡山県総社市山手宿
・建立年  文化三年(1806)
・建立者  不明
・導(しるべ) 正面  国分寺詣道       
        裏面  文化三年丙寅九月
・撮影日   2005/05/02
・メモ    畝道の石橋に使用されていたが、昭和63年頃に台座と道標が別々に発見されて現在の位置に設置されたとのこと。旧山陽道沿いにあり、写真の奥に備中国分寺がある。
写真の中央にあるのが道標です。国指定史跡 造山古墳をはじめ周辺には古墳がたくさんあります。

位置図
備中国分寺についてくわしくはこちら



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