日本男道記

ある日本男子の生き様

道標(倉敷市浅原)

2005年05月24日 | 道標
道標は古くより旅人の道しるべとして、石等に里程や方向を示し、三叉路の路傍に立てられたものです。現在は全国画一化され道路標識にとって代わられ、道端に忘れられた様な存在になっています。散歩の途中気をつけてみて歩くと、今なお大切に残されている道標を見かけます。私はなぜか風雪にたえ人々の往来を見守り続ける道しるべにひかれます。道標シリーズ第二十一段。
・所在地   倉敷市浅原(茶屋町街道三叉路)
・建立年   嘉永三年(1850)
・建立者   江口禮蔵
・導(しるべ)右  嘉永三年願主軽部村江口禮蔵
       正面 當國三郡 四國西國 順禮道              
       左  是より古地 寶林寺へ三十丁  
・撮影日   2005/05/07
・メモ    安養寺の参道口の近くにある。上部に弘法大師像が彫られている。「當國三郡 四國西國 順禮道」とは備中国南部の賀陽・都宇・窪屋の三郡内にある四国八十八ヶ所に模した霊場と西国三十三観音の模した順礼道のこと。
位置図
安養寺参道




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