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21:婦女人相十品 ポッピンを吹く女
前出の文よむ女と日傘さす女、煙を吹く女とこの図の四枚が当初婦女人相十品として出版されたが、ポッピンを吹く女は後に婦女人相学十躰に組み入れられている。
バックの白雲母の中に淡彩で下町娘の豊かに愛くるしい姿が、簡潔に見事に描出されている。
長い袂をひるがえしポッピンを口にふり返った娘島田は、まことに邪気がない。
ポッピンとはポッペンとも呼ばれたガラス製の玩具という。
※喜多川歌麿
江戸時代の日本で活躍した浮世絵師の代表的な一人。
姓は北川、後に喜多川、幼名は市太郎、のち、勇助(または勇記)と改め、名は信美。
初号は豊章といい、歌麻呂、哥麿とも号す。
通常は「うたまろ」と読むが、秘画本には「うたまる」としているものもある。
俳諧では石要、木燕、燕岱斎、狂歌名は筆の綾丸、紫屋と号して、蔦屋重三郎とともに吉原連に属した。
国際的にもよく知られる浮世絵師として、葛飾北斎と並び称される。
繊細で優麗な描線を特徴とし、さまざまな姿態、表情の女性美を追求した美人画の大家である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ピードロを吹く女」という切手がありましたね。かなり高額だったと記憶しています。
ピードロって何だろうかなと思っていました。
また今日、ポッピンとピードロが同じものだと知り驚いています。勉強になりました。
大雪、峠は越えたようですがご用心下さい。
ポッピンをという名が今では普通ですけど、
ビードロを吹く女と子供時代は言っていま
した。以前長崎でポッピンは土産に買いま
したが、なかなか楽しいですよねぇ。
ポッペン、ポッペンという感じでした。