阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

村上時雨店の「志ぐれ煮」、金城軒の「太白永餅」  四日市に旨いものあり。

2012年03月16日 | 関西あちこち

中小学校同期の清水君に中納屋町の旧蔵町あたりで下してもらい、旧納屋小学校の横を通ってJR四日市駅方面に歩きました。
途中に「村上時雨店」があります。住んでいた昭和30年代当時から『時雨蛤(しぐれはまぐり)』と言えば「村上」さんです。

店に入って「中学の同窓会で神戸から来ました。こちらの時雨を買って来るように家人に言われているので寄りました」と女店員に話しました。すると奥から女主人が出てきて楽しい会話がはじまりました。私の同級生の名前を何人か出すと彼女もよく知っていました。店は明治の中ごろに始めたそうです。「またいつか来るのでお店を続けてください」と言うと、「品質と味のレベルを維持するのに、材料の入手が難しくて大変です」とのことでした。話しているうちに旧知の人のようになり、気持ちだけですがとサービスしてもらいました。わずかな時間でもこんな会話をするといい思い出になります。



店を出ると時雨店の斜め前の下里薬局の主人である中学同級の野村君が車で待っていてくれました。そして近鉄四日市駅まで送ってくれました。奥さんが走って買いに行っていってくれた「太白永餅」のおいしかったこと。帰ってみんなで食べましたが洗練された旨さにびっくりです。野村さんご夫妻ありがとうございました。





江戸時代や明治の時代から今にいたるまで、地元のお客さんと共にあるこの二つの商品は、世界レベルの「日本の味」です。
待望の2品をバッグに納めて心楽しく神戸に戻りました。

画像の一部はそれぞれのお店のHPから引用。

コメント (1)
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