阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

愛媛県西条市は水都と呼ばれます。西条の梅まつりと打ち抜き水 

2014年03月10日 | 新居浜便り
新居浜の新神会会長Iさんから西条市の梅の便りが来ました。 西条市は最近は歌手の秋川雅史、サッカーの長友佑都 、タレントの真鍋かをりなどの出身地で有名ですが、江戸時代から文化の薫り高い城下町だったという歴史を持っています。新居浜出身の元巨人軍監督、藤田元司さんも高校は隣り町の西条に通学しました。
 Iさんのメール⇒「3月2日、愛妻と西条の梅まつりに行きました。 まだ寒さ厳しい時期ですがアンコ入り餅、お茶、しょうが湯の
お接待もあるので地元の人々が毎年楽しみにしています。(小生も初めて行列に並びました)

西条市考古歴史館の前で縁起物のお餅とお茶の接待を待っています





西条平野と瀬戸内海の景色を眺めながらお茶を頂く。お茶席の作法は分からないが何か心が引き締まる感じでした



愛媛特産の砥部焼きの器は素朴でなかなか風情がありました

遠く見える西条市自慢の加茂川を見ながら一服いただきました。

まだまだ寒さが続くため梅の花も満開までには時間がかかりそうです

地元の主婦達と若いお嬢さんが手渡し担当でしたが、もちろん小生はお嬢さんから有難く頂戴しました



梅を見ながらアンコ入り餅としょうが湯を頂きました。 でき上がったばかりでまだ温かくて柔らかいので大変美味しかったですよ





西条市の自噴水「打ち抜き水」は石鎚山から地下に流れる伏流水で地下盆と呼ばれる巨大な貯水量は約3億トンと
とんでもない量と推定されている。 昔から各地で水飢饉があってもここだけは何百年の間、全く心配なかった。

西条の自噴水はきれいでおいしいだけでなく、成分的にも安全であることが証明されています。
ペットボトル、水タンクを持参して遠くから汲みにくる人々が絶えません。ご飯、コーヒー、煮物、汁ものなど一味違うと
皆さん声にします。また多くの人が淡水魚の取換水として利用している。

自噴水が24時間、365日絶えず自噴しているので川や池はコイ、フナ、亀などノビノビ育ったいます
市民の皆さんが積極的に美化運動を意識され大切に環境保護をされ美観が守られています

市内のいたる場所で美しい川が流れており眺めるだけでも心が安らぎます。西条市の市民はとても幸せだと
羨ましい限りです

西条の「打ち抜き水」は「全国利き水大会」で2年連続で全国一位に選ばれており美味しさは折り紙つきと言えます
江戸時代は竹筒を差し込んで取水していた。市内のいたる所で自噴水が利用されその数は約2000箇所と言われる。
 一般の人が利用できるよう設備している箇所は20数か所あり駅の構内でも飲料できるので時間のある方は一度飲まれては
いかがでしょう。
全国でも珍しい「自噴水」に対し平成16年国交省は自噴水巡るルートとして「新四国のみち」と指定。また環境省も市民
の環境保護運動を応援している
 この自噴水が唯一、海の底から真水で自噴する珍しい場所です。

いつの頃かは不明ですが「弘法水」と呼ばれ

ご近所のお年寄りの憩いの場にもなっている。弘法大師の石像を祀りおかげにあやかろうと取水される人達が大勢いる。
ここだけはポンプで汲み揚げの形となっており水道蛇口からも同じ水真水が出るよう工夫している
(弘法水由来)
鉄砲場の少し下の海中にあり潮退きたる時、往きてみれば
『小の穴より清水出づ溜りと成し処三尺許もあり弘法大師の加持水也と云い伝わる』との看板があった



 長椅子も用意され皆さんの井戸端会議の場にもなっている



美味しくて安全ですが市では毎年細菌、塩分など10項目の検査のチエックを続けている。
また、5年に毎に約50項目の成分検査で安全確保をしている。」
 ◎Iさん、よいよありがとうございました。湯姫(愛媛)の国は春の入口ですね。
阿智胡地亭の過去の西条訪問エントリーはこちら

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昨日の酒の肴は「すき焼き風煮物と釜揚げしらす」

2014年03月10日 | ある日の肴/夕食
釜揚げしらすは大根おろしと一緒に食べるのが好きだ。
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