予約していた本の準備が出来たと図書館からメールが入ったので取りにいきました。すぐに読みだした昭和5年生まれの元文芸春秋編集長にして現在は現代史家の半藤一利さんの自伝は
期待以上に面白い。彼は向島で生まれ育って東京大空襲で逃げまどい、隅田川方向ではなく中川方向に逃げて助かった。茨城県下妻に疎開していた時は魚釣りに行った叔父と共に
米軍の戦闘機に狙われて機銃掃射も受けている。文春社への入社の経緯も面白いしなにより大学の漕艇部でこのような人間が形成されたという話も面白い。
この本の次は保阪正康さんの本が待っている。
【はんどう・かずとし】1930年、東京都生まれ。東大文学部を卒業後、文芸春秋に入り、週刊文春の編集長などを経て専務取締役に。
太平洋戦争を研究し、「日本のいちばん長い日」などを出版。93年、エッセイ「漱石先生ぞな、もし」で新田次郎文学賞。94年、文芸春秋退社。
98年「ノモンハンの夏」で山本七平賞。2006年「昭和史」で毎日出版文化賞。引用元。
半藤一利書籍
昭和史戦後篇 1945-1989
2004年
昭和史1926-1945
2009年
昭和天皇物語 1
2017年
幕末史
2008年
日本のいちばん長い日決定版
2006年
ノモンハンの夏
1998年
昭和天皇物語(4)
2019年
昭和天皇物語(3)
2017年
漱石先生ぞな、もし
1992年
なぜ必敗の戦争を始めたのか 陸軍エリート将校反省会議
2019年
昭和天皇物語 2
2018年
山本五十六
1990年
昭和史の10大事件
2015年
一部引用・・・当初人間に簡単には感染しないといわれていたコロナウイルスの感染拡大が世界的に大問題となっている。
我が国では当局の初動のミスや、組織防衛が優先されたために感染拡大は人災という側面が無視できない。
その遠因となっているのは記者クラブだ。記者クラブが、厚労省の記者会見をはじめ、レクチャーや勉強会、
視察旅行などの取材機会から、他の媒体やフリーランスを排除している。特に問題なのは専門媒体や専門記者を排除していることだ。
そして記者クラブは権力の監視よりも権力との癒着を主たる業務としている。記者クラブによって厚労省の無軌道や無策・無能が長年に渡って放置されてきた。
これが今回のコロナウイルスの問題でも露呈している。
感染拡大の元凶は記者クラブ #BLOGOS https://t.co/vuFtBbHmth