一部引用・・・ 新聞社の論理として、事件事故の発生直後に遺族の状況を伝えないといけないという気持ちは分かる。ただ、加害者や加害企業、捜査状況を取材して報じるのは分かるが、遺族取材はそんなにすぐに取り掛からなければいけないものかと。遺族取材は苦しい仕事なので、やらなくていいとなると現場がゆるむ恐れがあるので難しいですが。
物分かりがいい記者が増えたと感じている。官僚組織も報道機関も、優秀な人ほどその場に適応して行動する。首相や閣僚、大企業など権力側への取材には食い付きが甘い一方、被害者や遺族、傷ついたり弱ったりしている立場の人には群がって執拗(しつよう)に聞いている。逆じゃないのか。物分かりがいい記者ばかりでは、多様な視点や取材方法がどんどんなくなっていくと心配している。
物分かりがいい記者が増えたと感じている。官僚組織も報道機関も、優秀な人ほどその場に適応して行動する。首相や閣僚、大企業など権力側への取材には食い付きが甘い一方、被害者や遺族、傷ついたり弱ったりしている立場の人には群がって執拗(しつよう)に聞いている。逆じゃないのか。物分かりがいい記者ばかりでは、多様な視点や取材方法がどんどんなくなっていくと心配している。
画像クリックで本文に飛びます。松本創 フリーの編集者・ライター:あの人に迫る:中日新聞(CHUNICHI Web) https://t.co/vb6J6Bp9ax
— achikochitei (@achikochitei1) March 1, 2020