団地の入口の大きな広場の向こうに店が見えた時 ああここはかなり前に「太田和彦の新居酒屋百選」のTV番組で見て行ってみたいなあと思った店だと気が付いた。
太田和彦 新居酒屋百選 東京都 亀戸・錦糸町(第64回)
しかし亀戸のどこか遠い団地のような気がして さがしてもいなかった。亀戸駅から歩いてこんなに近い場所にあったとは・・
あいかたが最初に目指したイタリアンの店は日曜日でやってなく、次に亀戸天神の門前にある蕎麦屋に向う途中の団地の広い敷地に彼女が入って行った。
以前、鯨料理の店を墨田区江東区江戸川区で検索した時にこの蕎麦屋「高の」が画面に出てあいかたも記憶にあったのだそうだ。
席に着いたら ストーブにかかっていた鍋に湯気が上がっていて旨そうな大根が煮えているのが見えたが、メニューを見てもそれらしいのが見当たらなかった。
するとご亭主がどうぞと皿にもって二人分を卓に置いてくれた。
初顔の客に心配りの暖かい一品のサービスだった。
蕎麦前には最初に蕎麦割り焼酎を頼んだ お通しは
次の酒は土佐の「酔鯨」の常温を片口で。 すっきりと何の雑味もない優れものの酒だ。
次に鯨の竜田揚げを
私の蕎麦はもり。 とろろご飯のとろろも胚芽ご飯?にも唸った。
あいかたはまぜそば
二人とも何一つ残さず全てをおいしくお腹に納めた。つまりはどの品も文句のない旨さだった。
場所柄から言って 多くが口コミで来る客を相手に 常に第一級の料理の品質ときゃくあしらいを目指してきた
蕎麦屋のオーナーシエフと女将さんの頑張りと矜持をほのかに感じながら「魅力的なメニューが多いので又来ます」と挨拶して今度は錦糸町駅方面に歩き出した。
店のHPから一部引用
あるサイトにあった「高の」の探訪記