☝にこ淵
「3日目は高知市を出発して仁淀川に出てから上流の渓谷へ向かう、この日は快晴で仁淀ブルーと呼ばれる
川面は本当にきれいだった。所々で鮎の釣り人を見た。
目的地は「大型バスでは行けない秘境安居渓谷」と「にこ淵」だ。この絶景にたどり着くまでの道からも奇麗な
仁淀川を望むことができる。
道の駅木の香で昼食をとり寒風山トンネルを抜けて愛媛県西条市に入った。
旅行パンフレットで旅行会社初登場「止呂峡」、「UFOライン」とあった、聞いたことのない名前だったので
調べてみたら止呂峡は57年前に登った笹ヶ峰の登山口、UFOラインは同じく登山した瓶ケ森、石鎚山近辺の
林道だった。すぐにこのツアーの参加申し込みをした。
止呂峡にかかる橋から渓谷と石鎚山系の写真を撮った。
橋の手前には笹ヶ峰登山口の真新しい看板、橋には昭和42年3月竣工とのプレートがあった。
最初に笹ヶ峰に登山したのは昭和41年なのでこの橋は完成していなかったことになるが記憶はない。
笹ヶ峰で思い出すのは同期入社の仲間と登山したときI嬢が夜中に2階から下まで階段を滑り落ちたこと、
事なきを得て翌日全員無事に下山した。
止呂峡から高知県側へ戻り寒風山トンネルを抜けてすぐに「UFOライン」へ向かう林道に入った。
この林道は昭和47年に開通し、「有峰ライン」から「UFOライン」と呼ばれるようになった。
数年前この林道で車のCMが撮影、放映されて一躍有名になったとのこと、今回初めて知った。
視界が開けた地点で停車、写真撮影タイム。ここから先の瓶ケ森までがCMの撮影ポイントとのこと。
「UFOライン」を抜けて瓶ケ森の駐車場付近で再度停車、写真撮影タイム、ここからの石鎚山の
眺めは素晴らしい。
57年前瓶ケ森へ登山し石鎚山まで縦走したことがある、この近辺を歩いてこの景色も見ている。
石鎚山系へ一緒に登山した多くの仲間を思い出しながら景色を眺めていた。
土小屋まで林道は続き、石鎚スカイラインを下り松山空港に向かった。
今回の旅行で感じたことは道路の整備、新規道路網、SNS等による情報発信により人の移動、
観光業が激変したということでした。
朝日に輝く高知城
安居渓谷
止呂峡
瓶ケ森
石鎚山