☝日本記者クラブ会報2020年10月号に掲載された報道カメラマン栗田格さん ご逝去の記事。
栗田さんは、1939年東京生まれ、1964年以来、タイム、ニューズウイーク、フォーチュン等、主に海外メディアで仕事。
1974年以来フランスのガンマ通信の日本代表をされました。
世界の著名人のありのままの人柄が自然に表れている写真など、
栗田さん撮影の驚くほど多様な内容の「Photo Salon」 クリック⇒ Kaku Kurita Photo Salon
栗田格さんは本ブログに掲載のシリーズ「 1995年1月17日 阪神淡路大震災の記録」を撮影された写真家です。
阪神淡路大震災を記録したシリーズはこちらです。
一部引用・・
~ 自分は「報道写真家」ではなく「やじ馬」 ~
-報道カメラマンの仕事を始めたきっかけは。
まず自分のことは「報道写真家」とは言わない。「やじ馬」だよ。「おじちゃんは、人の不幸でごはんを食べてるね」と知人の子どもから言われたこともある。
この仕事は、一般の人が見られないものをそばで見られるから、ちょっと間違えると偉くなったと錯覚を覚える、がそれは違う。
以前は、コマーシャルフォトグラファーをしていた。広告写真では、イラストやラフスケッチがあるので、自分の仕事はピントあわせてシャッターを押すだけで
つまらなかったが、その頃、広告写真の撮影現場で、本物のプロフェッショナルと出会った。
トップファッションモデルの入江美樹、当時16才、(小澤征爾氏の夫人)は、まさにプロフェッショナルと言える仕事をしていた。
僅かな撮影時間で撮った写真のどれを選んでも使えた。仕事をするのであれば、こうでなければと頭をガーンとなぐられたようだった。
全文はこちら。
〇 記事「やじ馬人生50年」から
全文はこちら。
栗田さん 長らくお付き合いいただき本当にありがとうございました。おかげさまで知らなかった世界を豊かに楽しませて頂きました。合掌。