阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

このところの家のランチはチジミや野菜ゴロゴロカレーやパスタや焼きそば

2024年09月03日 | ある日のランチ

 

 

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破壊し尽くされた街に屹立する「大阪城」は“最大級の美”だった 横尾忠則の脳裏に焼き付いた戦後の風景   週刊新潮」2024年8月29日号

2024年09月03日 | SNS・既存メディアからの引用記事
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09月02日に目に留まったSNS・メディアの記事

2024年09月03日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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東日本大震災が起こった翌年の [ 2012年08月03日(金)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] 再掲載

2024年09月03日 | 東日本大震災ブログ
2012年08月03日(金)
 
福島県 南相馬市の優しい人々のこと  by 堀 有伸
 
Vol.561 南相馬市の優しい人々のこと

医療ガバナンス学会 (2012年8月 2日 06:00)

雲雀ヶ丘病院 
堀 有伸

筆者は、今年の4月から志願して福島県南相馬市にある精神科単科の雲雀ヶ丘病院の常勤医になりました。震災前のこちらの病院では4病棟が稼働し、定床は 250人強でした。
 
現在は60床の閉鎖病棟が一つのみ再開されていて、ここが福島県の相双地区で唯一の入院できる精神科病棟となっています。
 
常勤医は3人のみで、各方面からさまざまなご支援をいただいておりますが、厳しい勤務体制が続いています。

こちらでの生活がもうすぐ4カ月となります。皆様は原発事故による放射能の影響を最初に連想されるかもしれません。
 
もちろんそのことの不安がない訳ではありませんが、差し迫って感じるのは交通の不便さと住宅事情の悪さです。

唯一の鉄道であった常磐線や、南へ向かう道路は原発事故のために断ち切られています。福島市に向かうには自動車を利用しなければなりません。
カーブの多い山道を超えて1時間半から2時間かかります。

公共交通機関は、2つの会社が運行するそれぞれ1日4本のバスだけになります。余暇などを楽しむ場合には、仙台を目指す方もたくさんおられます。

住宅難も深刻です。私も勤務して最初の20日ほどは住まいが見つからず、ビジネスホテル住まいで、そこも毎日ホテル内で部屋を移動する状況でした。
 
病院の昔からの職員の中にも仮設住宅や借り上げ住宅に暮らしている人が少なくないので、不満が言えるような状況ではありません。

何とか病院がアパートを借りてくれましたが、そこは市内でも放射線量の高い地域でした。

慣れない土地の単身生活で心細かったのですが、身に沁みたのはこちらの人々の気持ちの暖かさです。
 
南相馬市の人々は本当に優しく、世話好きの方が多いのです。みんな気さくにいろいろと話しかけてくれます。

しかし、そんな所で耳にする震災に関連した物語にも、驚くような話が少なくありませんでした。例えば、病棟でみんなが「あ~釣りに行きたい」と話しています。
 
その中の誰かが、「あの家は津波で釣りの道具ごと流されたから諦めがつくだろうけど、うちは道具が残っているんだよね」と言っています。

別の誰かは、「この前、はじめてお金を出してヒラメを買っちゃったよ」とつぶやいていました。その数日後に別の所で、「ヒラメをさばいたら、人の髪や爪が出てきたんだよ。
そうしたら、もうヒラメを見るのも怖くなっちゃった」という話を聞きました。

※注 現在、この地域で地元の方が自分で魚を釣ってそれを食べるということは、基本的に行われておりません。

哀しさにあふれても仕方のない土地なのに、人々は明るく我慢強いのです。ボランティアなどでこの土地に来ている方々からも、
 
逆に自分たちが土地の人々に癒されたという話を聞くことが少なくありません。

海山の恵みに感謝し、きちんと土地と向かい合いながら皆さんが暮らしてきた様子が感じられました。こちらでの勤務が始まってしばらくした段階で
 
病院の中で他の職員に守られながら居心地良く過ごしている自分に気がついて驚いたことがありました。

そして同時に、精神科医泣かせの土地かもしれないとも感じました。皆さん、精神科への通院や服薬を潔とされません。
市内には潜在的な精神症状の保持者がたくさんいると予想されるのにも関わらず、なかなか外来を訪れる方が増えないもどかしい思いも持っております。

今年の5月28日、警戒区域内の自宅を一時帰宅した男性が自殺を遂げ、現地の人々に強い衝撃を与えました。伝えられている所によると、遺書はなかったものの、今までの商売を継続できなくなったことを日頃から家族に嘆いていたそうです。

普段、いろいろな悲しみを呑み込んで何とか暮らしていた方が、一時帰宅という形で失われてしまったものの現実に触れた時に、何かが起こってしまったのかもしれません。

地元の保健センターの仲介で、私たちには仮設住宅や借り上げ住宅を訪問する機会が与えられています。ある仮設住宅の集会場でうつ病について説明させていただいたのですが、その時にこんなお話をうかがいました。

ある女性がとても精神的につらくなり、市内の心療内科で睡眠薬を処方してもらい、そのおかげで夜に眠れるようになったそうです。しかし仮設住宅の防音は不十分です。その方は睡眠薬で深く眠った結果として、隣人からいびきについて責められてしまいました。

それでも相手に不満を述べることもなく、かえって気持ちの余裕をなくしている相手のことを心配されていました。
 
「うつ病」について語る私に対して、決して責めるのではなかったのですが、「先生、申し訳ないのですけど、
 
先生のお話を聞いても私たちのつらいのは解決しないんです」と声をかけてくれた方もおられました。

私は悟りました。今までのように病院や診療所の中に座って待っている精神科医療では、この土地の問題には対応できないことを。

土地に根づいた生活をしていた方々が、その培ってきた人間関係から引き剥がされました。
 
孤立や混乱、時には対立がある中で、将来の見通しが立たないまま、不自由な生活が長期化しています。

どこかで人々の気持ちが折れてしまうのではないかと、多くの人が心配をしています。

それでも南相馬市には、自分のことを二の次にして周囲の世話を焼いてくれる人が少なくありません。
 
例えば、より原発に近い地域にもともとお住まいで、現在避難中の方々の一部を受け入れているのも、南相馬市です。

福島第一原発の廃炉のための作業が行われていますが、こちらにも当然多くの貢献を行っています
 
ある意味では、この土地の人々の努力と犠牲の恩恵に、日本全体が浴しているわけです。そして、私たち外部からの「支援者」の世話を焼いてくれているのも、南相馬市の方々です。

この南相馬市の人々が我慢強く優しいのに甘えて、周囲が負担を押し付けるばかりで、その苦難が適切に省みられないのだとしたら、それは正当なこととは思えないのです。

まだまだ分からないことばかりですが、こちらでの診療活動を続けて行くつもりです。若輩者ですから、皆様からのご指導ご鞭撻をいただけますことを、お願い申し上げる次第です。

引用元
 
 
 
福島県で原発聴取会 「再稼動は福島県民を貶めること」との発言も
 
福島県民怒り止まらず 政府へ批判相次ぐ エネ政策聴取会
2012年08月02日木曜日 河北新報

政府が1日、福島市で開いたエネルギー・環境会議の意見聴取会では、意見発表者から政府に対する批判が相次いだ。
福島第1原発事故の除染や補償でリーダーシップを発揮しない一方、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働を認めたとして、怒りの集中砲火を浴びた。

 聴取会は発表者の発言が長くなり、予定時間を約1時間オーバーした。大飯原発再稼働を容認した政府を批判する意見が続出。

須賀川市の農業女性は「野田首相は大飯原発再稼働で『私が責任を取る』と言ったが、福島の事故で誰か責任を取ったか」と述べた。相馬市の男性は「安全対策が不十分なまま再稼働を認めた人は脳がメルトダウンしている」と皮肉った。

 7月に名古屋市であった聴取会で、中部電力社員が「原発事故では放射能の直接影響で死んだ人はいない」と発言したことへの反論も多かった。

富岡町からいわき市へ避難している司法書士渡辺和則さん(38)は「どれほど多くの人が避難中や避難生活で亡くなったことか。怒りを覚える」と語った。

 聴取会の在り方を疑問視する声も。浪江町の農業男性は「全国11カ所で開催しても実績とアリバイづくりだ」と批判。
 
閉会後に傍聴人が「多くの人が参加できる週末に開催すべきだ」と細野豪志環境相に詰め寄る場面もあった。

<核のごみに強い抵抗感>

 福島市で1日あったエネルギー・環境会議の意見聴取会では、発言者30人のほとんどが使用済み燃料など放射性廃棄物の処理問題を「原発ゼロ」の理由に挙げた。
 
過去8都市の聴取会では原発の安全性や経済性の面での賛否が目立ったが、原発事故との長い闘いを強いられる福島県民は将来の「負の遺産」に強い抵抗感を示した。

 政府が(1)0%(2)15%(3)20~25%-の原発依存度に応じて示した三つの選択肢では、使用済み燃料の処理方法として0%の場合は直接処分(地層処分)、
 
その他は再処理と直接処分があり得るとしている。

 使用済み燃料の再処理後に出る高レベル放射性廃棄物は現在、青森県六ケ所村に中間貯蔵されているが、最終処分地は長年決まっていない。
 
従来の再処理路線からの転換となる使用済み燃料の直接処分に至っては検討が緒に就いたにすぎない。

 聴取会で田村市の男性(50)は「核廃棄物をどこでどう処分するか国民的議論がないまま、なし崩し的な原発稼働があってはならない」と述べた。
 
浪江町から福島市に避難した会社員男性は「国民に原発比率を選択させる前に、政治の責任で最終処分問題を解決すべきだ」と訴えた。

 富岡町から福島市に避難している男性は「何代先まで付けを回すのか。先を見越して消費税増税する野田佳彦首相が、負の遺産を見越せない訳がない」と皮肉った。

 「最終処分場を日本で引き受ける所があるとは思わない」(福島市の男性)との悲観的な声も。
 
須賀川市の男性は「核廃棄物をどこにも持って行きようのない状態は歴史的な過ちだ」と批判した。
 
福島怒りの聴取会 政府不信一色
2012年8月2日 東京新聞

エネルギー環境政策に関する意見聴取会で、発言者の意見に賛同し拍手する参加者=1日午後、福島市で


 東京電力福島第一原発事故で計り知れない打撃を受けた福島県で一日、将来の原発比率をどうするか、県民の意見を政府が聴く会が開かれた。
 
将来0%どころか「すべての原発の即廃炉」を求める声が相次いだ。政府は事故収束宣言や原発再稼働など県民の心を逆なでしてきたため、政府への不信感や怒りの声に染まった。

 これまでの会は、二〇三〇年の原発比率を0%、15%、20~25%とする三つの選択肢から選び、それぞれに意見を述べる形式だったが、
 
福島ではとても受け入れられないことから、政府は発言希望を募るだけにした。
 
インターネットで発言希望を出した九十五人の中から無作為抽出された三十人全員が一人五分で意見を表明した。

 聴取会は四時間に及び、原発比率の議論より、政府の姿勢を疑問視する声が目立った。
 
特に、昨年末の「事故収束」宣言や、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働、さらには原子力規制委員会の人事といった一連の政府の対応がやり玉に挙がった。

 福島県の各地では、数多くの人が避難生活を余儀なくされ、放射能の影響も広く残っている。
 
そんな中で政府が「サイト(原発)内に限っては」と前置きをしようと、収束宣言は切り捨てと映ったようだ。
 
「政府ではだれも事故の責任を取っていない」「何の根拠があって収束宣言したのか」など次から次へと批判の声が出た。

 再稼働問題はほぼ全員が問題視した。「あれだけの事故があったのに、もう再稼働させてしまった。失礼だ」「山も森も放射性物質
 
そんな中で再稼働に踏み切った政府に憤りを感じる」などの意見が出た。

 規制委人事でも「また原子力ムラで固めるつもりなのか」と疑問が出されると、会場から「ふざけるな」の声が一斉に上がった。

 こうした聴取会が単なるガス抜き、アリバイづくりではないかと、根深い不信感を口にする人も多かった。

 全国各地に大量に残る使用済み核燃料の処分や放射性廃棄物の処理方法が決まっていない問題を指摘する意見も目立った。   
 
 
 
20120802 国会事故調委員を国会に呼べないってなぜ?

モーニングバード・そもそも総研より。
そもそも国会がつくった事故調なのに、その委員を国会に呼べないってどういうこと? 野村委員に聞く。国会事故調が自民/公明・たちあがれ日本の提案でできた国会事故調だが、報告書が出てから1ヶ月たった。国会への提言を生かすため、黒川委員長や委員から提言の真意や意見を国会で聞きたいということで、みんなの党、新党大地、みどりの風の3党で黒川委員長の参考人招致を要求した。ところが、民主党と自民党が反対。全会一致が原則なので招致できず‥。ちなみに公明党も反対の姿勢だ。 なんで反対しているの? 国会事故調委員が怒! 委員を国会に呼べない理由。みんなの党の水野氏は「ホンネの部分では、成立した原子力規制委員会設置法について、事故調の委員長から不十分さを指摘されたくない。結局、民主も自民も原子力ムラと決別することができないのでは」という。国会事故調の7つの提言が放置されているのではないか。提言を放置その1; 新しい規制組織の用件、原子力規制委員会委員の選定方法 「第三者機関が相当数の候補者を選定し、国会が最終決定」 しかし現在は、政府が選定し、国会の同意手続きをしているところだ。提言を放置その2:新しい規制組織の用件、ノーリターンルール 「規制庁に来た職員は、出身官庁に戻れない」 しかしすでに例外規定がつくられており、有名無実に。提言を放置その3:新しい規制組織の用件、規制当局に対する国会の監視 「国会に規制当局を監視する目的で常設の委員会などを設置する」 ゲスト出演の野村委員によると、ここだけ何となくやろうという動きもあるというが‥。
 
 
 
20120801 オスプレイ配備強行 日米が隠す真実とは
 
BS11「Inside Out」より。先週、アメリカの軍用輸送機オスプレイの陸揚げが強行されたが、この10月には日本全国で低空飛行訓練をはじめるということで、各地の自治体が猛反発している。それなのになぜこれを強行しようとしているのか。 その裏には報道されないある事情があった‥‥。ゲストに国際情勢解説者の田中宇さん
 
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