○川柳一句 八上 桐子 選
兼題 「押す」
押しつけの絆少々疲れたり 12年02月15日 入選
○俳句二句 水田 むつみ 選
寒波來る予報の早き膝頭 12年03月26日 入選
一歩づつリハビリを押す春の声 12年05月21日 特選
【評】リハビリの俳句も多く拝見するようになった。病気になっても前向きに立ち向かう姿が多くなり、特に俳句を詠むことで元気をもらている方が増えている。
俳句が人の命の繋ぎ、生きる原動力になっている事実を目の当たりにして、しみじみリハビリへの俳句の影響力の大きさを感じる。
筆者の両親も病を持ちながら最後まで俳句に生かされた長命の人生であった。
作者も「一歩づつ」とリハビリに向かう姿を「春の声」が背中を押してくれていると詠んでいるところに、前向きの明るさが読者に伝わる感じのいい句である。
☆川柳、俳句共に選者が交代しました。
居酒屋E❝e❞ の女将が「神戸新聞文芸」に投稿した句の中で入選し掲載された句です。
と上品な盛付は大変参考になります。
良い女将とお付合いされてて羨ましい限り。
コメントありがとうございます。
はい女将とはもう長い付き合いになります。
客をよく怒る女将としても有名です。