読んでいた時は、アラブ人になんの偏見もなかった。しかし、その後は欧米系の映画や新聞、テレビを通じて、アラブ人は訳のわからん恐ろしげな連中というイメージを
しっかり持たされてきた。一般のアラブ人は世界の先進国の中では日本をリスペクトしてくれているのに。そこで暮らす日本人の体験談を読んで欧米系からの洗脳が
変わるのか変わらないのか楽しみだ。[ディア・ライフ]は短編の女王と言われる人の書いた物がどんなものかを・・。
内橋克人さんは神戸出身の、腰が据わった骨のあるジャーナリストだ。彼のような日本人がいかに出来たのか前から知りたかった。彼の自伝[荒野渺茫(びょうぼう]が出た。