会場に展示されている原画の多さには驚いた。実に多様な絵があって絵本の原画だけに全て具象画だった。人の想像力と表現力は無限だなと思った。
それと外国の絵本も実物を手に取れたが、堅牢な製本でち密な絵のものも多く大人向けとか子供向けというような区別を作家はしていないのだなと感じた。
会場に展示されている原画の多さには驚いた。実に多様な絵があって絵本の原画だけに全て具象画だった。人の想像力と表現力は無限だなと思った。
それと外国の絵本も実物を手に取れたが、堅牢な製本でち密な絵のものも多く大人向けとか子供向けというような区別を作家はしていないのだなと感じた。
20数年前に西宮市の大谷美術館で「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を観て以来の原画展だった。
3人会のメンバーは東武東上線の成増駅で落ち合った。
昭和50年代の初めごろ、成増にいた従兄一家を南柏の社宅アパートから一家四人で訪ねて以来の成増だった。池袋で東武東上線の電車に乗った。
両国でなじみの立ち食いそば屋「文殊」が成増駅の構内にもあった。
駅から高島平団地行のバスに乗って「板橋区立美術館」で降りた。区立美術館としては23区の中でここが最初に作られたとのこと。
三人会の一人H.Tnkさんはつい先日ボローニャをたずねたばかりだ。板橋区とボローニャが姉妹都市と知って驚いていた。
クリック⇒イタリア一人旅行中の友人から第2報 「今ボローニャにいます」
友人と錦糸町のインド料理店でビリヤニを食べたらおいしかったそうなので、その店「ムンバイ」へ二人で行った。ビリヤニがメニューにあるインド料理店は意外に少ないのだ。
ブログを見るとビリヤニを食べたのは神戸以来7年ぶりになった。インディカ米で作るビリヤニはインドの炊き込みご飯で阿智胡地亭は時々食べたくなる。
この店の普通のメニューなのでまた時々来ようと思った。
ちょい飲みセット990円というのがあったので頼んだ。このプレートに生ビールがついていた。エビもタンドリチキンも旨かった。
二人のオーダーの定番、サモサも旨かった。
2012年10月16日掲載 南インドの炊き込みご飯@インダスレイ (ウォーキング&ダイニング シリーズ 22)
先日久しぶりに行った西宮の「デリーキッチン」のメニューから“ビリヤニ”が消えていた。無いとなると食べたくなる。ネットで『ビリヤニ 神戸』で検索すると「インダスレイ」という店が出てきた。西元町にあって最近、姫路から神戸に移転してきた店らしい。ビリヤニは土曜と日曜限定のメニューとある。確かに炊き込みご飯だから事前に準備しておかないといけないのだろう。店を探して辿り着くと本当に小商いの、食堂のような店だった。店は「南インド家庭料理」と表に出ている。確かに南インド人の体型をしている奥さんにビリヤニを頼んだ。コックの旦那もづんぐりした同じ体型だ。インド人も大きく分けると、北のアーリア系民族と南のドラビダ系民族は別の体型をしている。出てきた料理を見ると米は当然ながらインディカ米だったので安心した。よく成長したコリアンダー(シャンツアイ)が載っている。真ん中に骨付きチキンが埋まっているこのビリヤニは全くインドの味で、スパイスの組み合わせの深みと旨みに二人して肯きながら、しばし無言で堪能した。この味にすっかりはまったので間違いなくリピーターになって、再訪することになりそうだ。
インド料理を食べると必ずジントニックを頼むのが習いになってしまった。よく合うのだ。
永井荷風は彼の日記「断腸亭日乗」にこう書いた。
「元来日本人には理想なく強きものに従ひその日その日を気楽に送ることを第一になすなり」
これを書いた五か月後、つまり真珠湾攻撃の一か月前、
「美名の下に不義を行ふや今や天下の通弊になれり」とも書きつけている。
通弊: 一般に共通してみられる弊害
昭和20年代のまだラジオ局がNHK しかなかった時代に「日曜娯楽版」という番組があり、毎回父親が特に時事コントを面白がって聞いていたので阿智胡地亭も自然に聞くようになった。
その中に「もしもしアノネノネ、間もなく始まる冗談音楽」というコーナーがあった。今もよく覚えている。その番組には、子供ながらに鋭い風刺があることが何となくわかったが、テレビのない時代にテンポのいい音楽が耳に心地良かった。その番組を作った三木鶏郎は一世を風靡したが、早くにメディアから姿を消した。
好きでずっとフオローしてきた野坂昭如が、トリローの事務所の幹部だったことも知ってますます三木鶏郎のことをもっと知りたかったが、適当な書物がなかった。
そこに泉麻人さんがこの本を書いた。泉さんは現在タウン誌の「銀座百点」に連載ページを持っている多彩なライターだ。
トリローと呼ばれた男は、たった一代で日本のポップ・カルチャーを築いた! 戦後最大のラジオスターとして諷刺コントの数々で政治家たちを激怒させ、日本最初のCMソングを作って以後幾多のヒット曲を生み、TV番組制作や広告コピーや商品のネーミングなどマスコミ界に君臨、さらには永六輔、野坂昭如など才人を輩出しながらも、糖尿病と〈ある事件〉で早くに一線を退いた傑物トリロー、初の評伝。
トリロー以前には何もなかった―。終戦直後にNHKへ歌とコントを持ち込み、「ヘタクソな演奏だが、アイデアは抜群」と評されて採用、やがて始まったラジオ『日曜娯楽版』を“戦後の自由”が横溢する伝説的お化け番組にする。経済成長と共に、CMやTV製作などさらに活動の場を広げていくが…。名のみ高く、実像が知られていなかった謎の傑物、初の評伝!
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◎著者の地道な努力のいる調査によって自分の長年の疑問がかなり晴れた。神戸市の東灘区で育った野坂昭如は三木鶏郎と深い付き合いがあって野坂昭如になったのだ。
また、この本に登場する人物の幅の広さに驚く。三木鶏郎という人の人と付き合う力と活動の場の広さもあるのだろう。
中村メイコ、楠トシエ、丹下キヨ子、三木のり平、フランキー堺、左とん平、なべおさみ、逗子とんぼ、植木等、桜井センリ、弘田三枝子などなど枚挙にいとまがない。
またこの本には米軍占領時代のNHKの米軍に管理された番組制作の歴史にも詳しく、一つの現代史になっている。
例えばこんな進駐軍(占領軍のことを日本人はこう表記した)の検閲のエピソードもあったそうだ。
「お蔵入りコント:マッカーサー元帥が厚木基地におりたって早々に発言した“日本人はまだ12歳の子供である”というフレーズと、50年の朝鮮戦争勃発前の年頭の辞「日本人は
再軍備すべき」の文句との矛盾を突いたネタ。
マッカーサー「日本人はまだ「12歳の子供である」
日本人一同「恐れ入ります」
マッカーサー「日本人は再軍備しなければならない」
別の声「へえ、子供の兵隊ってのははじめてだね」
船橋社中の社主さんから画像付きのメールを頂きました。
船橋市のある団地の「夕涼み会」は青空のもと「団地の絆」という地域活性化のグループの主催で開催されました。今年は2年目だそうです。
団地の小学校は、一年1クラスしかないそうですが、近くの学校の子供達も、集まって、かき氷、ヨーヨ釣り、其の他出店が、出て子供祭りだったそうです。
[子供達は元気いっぱいよさこいを踊っていました。]
7月初旬、2カ月に一度の定期検診に行きました。
病院へはカッパ像がある錦糸堀公園のところを曲がる。
診察結果は糖尿病検査数値がグレーゾーンに戻っていて注意を受けた以外は、肝臓も血管系も腎臓も検査数値に問題なし。
病院を出たあと錦糸町駅のOSLOで遅いモーニング。
そのあと新宿に向った。
新宿駅西口
このところあいかたとの間で「酒井順子」さんブームが起こっている。もちろん「向田邦子」さん好きは今も変わらないが、向田さんに負けず劣らず酒井さんのウィットとキレのある文章は
コンテンツがまさに今の時代を描いているだけにまた面白く読める。
この本では彼女は清少納言、紫式部、藤原道綱母、菅原孝標女、和泉式部という1000年前に生きていた女性たちの事を、まるでスタバで友人の噂話をしているように書いている。
文中にもあるが1000年前のスグレモノたちと今こうして交流できるってほんにありがたい国に自分はすんでいるものだ。
それにしても、さ行変格活用のあの動詞をここまでなにげにフツーにさらっと使いこなす作家は空前絶後だろうと思った(笑)。
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出版社のサイトから・・
【動画あり】安倍総理が吉本新喜劇出演!?SP付きの舞台に観客ざわつくw https://t.co/oZyPCNVbQx
— achikochitei (@achikochitei1) 2019年7月20日
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アオサギは本州や四国では留鳥ですが、北海道と九州では渡り鳥になります。
日本のアオサギの亜種は、夏季に北海道で繁殖し(夏鳥)、冬季に九州以南に越冬のため飛来する(冬鳥)渡り鳥です。しかし本州、四国では周年生息するので留鳥になります。
アオサギは、アフリカ大陸、ユーラシア大陸、イギリス、インドネシア西部、日本、フィリピン北部、マダガスカルに分布している。
夏季にユーラシア大陸中緯度地方で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸中部、東南アジアなどへ南下し越冬する。アフリカ大陸南部やユーラシア大陸南部などでは周年生息する。
日本では亜種アオサギが夏季に北海道で繁殖し(夏鳥)、冬季に九州以南に越冬のため飛来する(冬鳥)。本州、四国では周年生息する(留鳥)。
一部引用・・秋田県の佐竹敬久(のりひさ)知事が「非国民」と非難されている。政府が秋田市に設置しようとしている陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」をめぐる防衛省のずさんな調査を批判したためだ。国の意向に異を唱えると非国民と呼ばれたのは戦前・戦中の話。その気味悪さは、与野党激突の構図となっている参院選秋田選挙区の情勢にも影響するのだろうか。【秋田支局/森口沙織・川口峻、統合デジタル取材センター/江畑佳明】
知事が「非国民」と非難される「気味悪さ」 秋田選挙区どうなるか | 毎日新聞 https://t.co/LYqDARpuSN
— achikochitei (@achikochitei1) 2019年7月17日
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学生時代の弓道部の先輩が、会社を退職後俳句の集まりに参加されて、作句を楽しまれています。
このほど先輩は句集を出されました。阿智胡地亭もその句集「山懐」を頂きました。
お礼のメールを入れました。
『山懐』(さんかい)
著者:新谷 壯夫(しんたに・ますお) 「鳰の子」同人会長
寝転んでアイガー仰ぐお花畑
バザールのをんな立膝蕃椒売る
駆け抜ける風のかたまり競べ馬
あらゆる場面から詩を掬い上げようとする新谷さん。
海外赴任先で得た句、趣味の登山の句、行事の句など『山懐』には新谷さんの多様な句の世界が広がっている。
スケール大きく豊かなみのりの一冊である。
―柴田多鶴子「鳰の子」主宰-
【収録作品より】
アンデスの山駆け下る雪解川
熊棚を残して栃の芽吹き初む
矢を渡す師範の所作の淑気かな
西行の日と決めてけふ花を詠む
濡れし身を乾すにほどよき岩魚の火
村歌舞伎厚化粧して娘役
苔の色よみがへりたる雨水かな
天牛は虫の貴公子髭にも斑
月餅を購ひ戻る雨月かな
環濠の水の昏きに菱の花
龍の玉言の葉探すかに探す