阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

下総の国の住人Kさん夫妻の韓国ソウルの旅  その3/全4回    梨泰院クラス 

2024年06月15日 | 下総の国の住人Kさんの寄稿アルバム集

緑莎坪陸橋から☝

1966年4月に伊予の国は新居浜の工場独身寮で初めて顔を合わせて以来の長い付き合いになる友人Kさんからソウル旅行の多彩な写真付きメールが届きました。

 Kさんは千葉県印旛郡栄町で生まれ育った生粋の下総人です。

Kさんは長く新居浜勤務でしたが、新居浜勤務を経て大阪勤務だった阿智胡地亭と東京の神田事務所にそれぞれが転勤になりまた顔を合わせるようになりました。

Kさんのメール⇒

「梨泰院には団体旅行の夕食で2回訪れているが街歩きは初めてだ。

漢江鎭駅を出るとサムソンLium美術館があるが時間がなくていけなかった。

ここはサムスンの創始者が収集した素晴らしい美術品が展示され企画展示以外は無料開放されている。

  ここから梨泰院へは下り坂と思っていたが少しの下りのあとはゆっくりとした長い上りが続いた。

大通りに面したビルは近代的で眺めが良いところのCaffeには若者で賑わっていた。

梨泰院駅前のHamilton Hotelの横道を抜けて国際グルメ通りへ、ここは2022年のハロウイン雑踏事故の

現場で思っていたより道幅が狭い、昼ということもあり閑散としていた。

  道を下っていくと緑莎坪陸橋にたどり着く、この橋はNetflixの梨泰院クラスに度々登場するスポットだ。

昼と夕暮れから夜の2回訪れたがここからの南山、ソウルタワー、解放村の眺めは素晴らしい。

陸橋の上で多くの人が写真を撮っている、他の日本人熟年夫婦も写真を撮っていた。

地下鉄で淑大入口駅へ移動して南山方向へ平坦な歩いていくと緩やかな登りにかかる、この先は1945

頃まで山と日本式の神社だけで神社への108段の階段があった。

戦後帰国した多くの人が住みだして解放村とよばれるようになり、階段には6年前にエスカレータが

設され今は観光名所となっている。

 

さらに登っていくと眺めの道路にでるとここに34軒のCaffeがある、このうち1軒が梨泰院クラスの

Caffe(タンバム)2号店の撮影地、現在はCliffと名前を変えて人気スポット、若いカップルで一杯。

少し待たされて3Fのルーフトップへ、天気も良くてドラマそのものの風景が広がっている。

後方を見れば新緑、青空、そしてソウルタワーが目の前に広がっている。

立ち入り禁止の階段には撮影で使われたタンバムの看板が置かれていた。

 さらに地下鉄で移動して会賢駅へ、南大門市場の反対方向の急な坂を上っていくと白瓦公園にたどり着く。

ここはソウル城壁の南側で発掘調査、復元で整備された城壁と公園で市民の憩いの場となっている。

梨泰院クラスでもラストシーンを含めて登場する。」

 

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「新小岩」「小岩」のYoutube

2024年06月15日 | SNS・既存メディアからの引用記事

【 SHIN-KOIWA 新小岩 】 Walk in Tokyo 東京 4K

隣駅にある新小岩は荒川に架かる大橋を渡って時々散歩がてらに歩いて訪ねる街です。

【東京23区】江戸川区小岩.. 小岩駅周辺散歩(江戸川区観光)#小岩の住みやすさ

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06月14日に目に留まったSNS・メディアの記事

2024年06月15日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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東日本大震災が起こった翌年の [ 2012年05月15日(火)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] 再掲載。

2024年06月15日 | 東日本大震災ブログ
2012年05月15日(火)
 
帰還困難 飯館・長泥地区住民取材記事 福島民友ニュースから
 
帰還困難」揺れる胸中 飯舘・長泥地区で懇談会
(2012年5月14日 福島民友ニュース)

 東京電力福島第1原発事故で全村が計画的避難区域に指定されている飯舘村は、15日で避難開始から1年を迎える中、避難区域見直しに向けた再編案策定が進む。

村で唯一、「帰還困難区域」指定の方針が示されている長泥地区の住民懇談会が13日、同地区で開かれ、住民からは国や村の村内20行政区への対応で「孤立してしまう」との不安の声が聞かれた。一方、高線量地域が含まれながら帰還困難区域に指定されない行政区の村民からは、疑問の声も上がっている。

 長泥行政区長として地区住民をまとめる鴫原良友さん(61)は避難区域再編に複雑な思いを抱える。「高線量地域の指定は覚悟していた。しかし、帰還困難区域が長泥だけになると、帰還時期や除染、賠償の対応が異なるなど、他の地域から孤立してしまう不安がある」

 住民からは早期帰還を望む声がある一方、「帰還しない」との意見が多数を占める。鴫原さんは「5年で帰れる確約もない。村を守る意識の前に家庭がある。子どもがいる親は帰りたくても帰れない」と話す。

 福島市の公務員住宅に避難してから1年が経過し、生活の落ち着きを取り戻しつつある。それだけに「無理に戻す対応はしてほしくない。各地に復興住宅を造るなど選択肢がほしい」と要望する。
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原発賠償請求 福島民報の取材記事から
 
南相馬市民2100人が準備 原発賠償請求 
(2012/05/13 09:33) 福島民報

 東京電力福島第一原発事故の損害賠償請求で、原子力損害賠償紛争センターに集団で和解仲介申し立ての準備をしている南相馬市民は約660世帯約2100人に上ることが分かった。12日、東京の弁護士有志でつくる原発被災者弁護団が南相馬市原町区のひばり生涯学習センターで記者会見して明らかにした。

 大森秀昭弁護士らによると、同市原町区ひばり地区の62世帯173人が14日に申し立てを予定している。請求は避難や除染、検査費用、生活費増加分などで、1人当たり約450万~約1000万円。総額は約10億円。不動産損害は請求を保留している。

 62世帯とは別に、ひばり地区の104世帯315人、同区太田地区の180世帯658人は今月末に集団申し立てを予定しており、12日に弁護士30人が2会場で個人面談を行った。同市小高区の315世帯約1000人は6月末、7月末に分かれて申し立てを行う予定だという。

 小松恒俊ひばり地区復旧・復興対策協議会長は「住民が自主的に動いてここまできた。感慨深い」と話した。

 このほか、飯舘村長泥地区の約60世帯約200人が申し立ての意思を示している。
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核燃料ビジネスは本当においしい仕事だ
 
核燃料再処理工場 動かなくても年1100億円
2012年5月14日 07時11分 (東京新聞)

使用済み核燃料の再利用に向け、試験が進む日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)は、仮に稼働させなくても、維持費だけで年間千百億円もの費用がかかることが、政府の資料や日本原燃への取材で分かった。

再処理工場を含む核燃料サイクルは、十兆円の巨費を投じても実現のめどが立っていない。費用はいずれも電気料金などの形で国民が負担している。当てのないまま事業を続けるのか、議論を呼びそうだ。

 原子力委員会で核燃料サイクル事業の是非が議論されている。二〇二〇年に原発をゼロにし、それまでに使った核燃料は再処理せずに地中に埋める直接処分が最もコストが安いとの試算が出た。ただし、推進派と反対派の主張がかみ合わず、判断を先送りするムードが出てきた。

 先送りした場合、問題になるのが、ほとんど完成した再処理工場の扱いだ。新たな方針が決まるまでの間は試験運転程度にとどめたとしても、保守点検、グループ会社による警備、放射線管理、人件費などさまざまな費用が必要になるという。

 核燃料サイクル事業では、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)も、止まっていても年二百億円弱を費やすことが問題視されてきたが、再処理工場は実に五倍強の維持費だ。

 本紙の取材に、日本原燃は「設備を安全かつ健全な状態に維持・管理するための恒常的な費用」と主張。現状で百億円近い再処理技術の研究費の継続さえ必要との立場だ。これらの費用とは別に、現在、核燃料サイクル施設が立地していることを理由に、政府が青森県内の自治体に支払っている交付金もある。一一年度の交付額は九十二億円。

 費用も交付金も、大半は電気料金、一部は税金の形で国民が負担している。

☆おいしい砂糖に沢山の蟻がたかっているの図だが、こんな図式を考え付いた頭はいいが志の卑しい連中が、おなじくにたみの中に多数いるということか。日本原燃と取引している大手企業は、これからも毎年売り上げが見込める安定有力顧客を持ち続けることになる。

電気代を電力会社が集めて特定の請負企業の仕事に支払われる。
とりはぐれのないカネが流れる太いパイプが確立されている。
 
そこには官のOBを含めて人も還流して、日本の内臓に食い込んだ寄生村が出来ている。
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鹿児島県川内原発で事故想定シュミレーション
 
川内原発で福島レベルの事故想定 九大チームが試算
(2012 05/14 06:30) 南日本新聞

 福島第1原発事故と同規模の事故が、川内原発で2011年3月11日に起こったと仮定し、九州大研究チームが放射性セシウム137の拡散を試算した図 九州大学応用力学研究所の竹村俊彦准教授(大気環境学)らの研究チームは13日までに、福島第1原発事故と同規模の事故が、九州電力川内原発(薩摩川内市)で起きた場合の放射性物質の広がりを試算した。

ほぼ鹿児島県本土全域に広がるだけでなく、阿久根市や鹿児島市周辺など川内原発から30~50キロ圏でも避難の必要な可能性があるほか、熊本県天草諸島南部などでも汚染が懸念されるという。

 日本原子力研究開発機構は、福島原発事故で、2011年3月11日の発生から同25日までに、放射性セシウム137が約5200テラベクレル(テラは兆)放出されたと推定している。

竹村准教授のチームは川内原発でも同じ量が飛散したと仮定。大気汚染などの解析モデルに、福島の事故と同じ期間中の鹿児島県内の風向や風速、雨量などの気象庁データを入力し計
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旧中川の河川敷定点観測スポットをゆっくり歩いた。

2024年06月14日 | 東京あちこち

240602旧中川定点観測スポットにて

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「ベッツとグラスノーの対談」 MLB News  大谷翔平は本物だと・・           日本語翻訳字幕付

2024年06月14日 | SNS・既存メディアからの引用記事

ベッツとグラスノー 大谷翔平の二刀流復帰が楽しみで待ち切れない 今永の投球スタイルは素晴らしいね 彼女とはスタジアムで出会ったんだ  日本語翻訳字幕付

【大谷翔平】「どうして日本のメディアは...」大谷激怒で出禁報道の日本メディアにベッツが語った驚きの本音とは?【6月13日海外の反応】

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06月13日に目に留まったSNS・メディアの記事

2024年06月14日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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東日本大震災が起こった翌年の [ 2012年05月14日(月)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] 再掲載。

2024年06月14日 | 東日本大震災ブログ
2012年05月14日(月)
 
大飯原発 住民取材記事 福井新聞から
 
再稼働で揺れるおおい町民 関西圏との溝に不満も
(2012年5月13日午前9時27分)福井新聞

 関西電力大飯原発3、4号機の再稼働をめぐり枝野幸男経済産業相が4月14日に地元へ協力要請してから1カ月近く。同意するかどうか、福井県おおい町としての判断時期が近づきつつあるが、全国から注目を浴びる町民の胸中は複雑だ。安全性への懸念、冷え込む地域経済や雇用の不安が入り交じる。一方で「事故が起きれば“加害者”になりかねない」との重圧がのしかかる。立地地域へ“悪意”を含んだ視線が注がれていると感じる住民、「孤立感」を口にする人もいる。地元は悩み、揺れている。(青木伸方)

 4月19、20の両日開かれた町会の議会報告会では、原発立地の立場が理解されているとは言い難い現状に不満、怒り、戸惑いの声が相次いだ。

 「立地地域は危険と隣り合わせで長年生活し、そのために恩恵を受けてきたのを『悪』みたいに思われている」

 「反原発団体がビラをまいているが、原発関連で働く町民の生活を保証してくれるのか」

 電力消費地の関西圏が反対している中、「拙速に再稼働を容認して事故が起きれば、加害者の立場になる」と話す男性もいた。

 従来、町内では原発に否定的な意見は言いにくい空気があった。今は逆だ。「再稼働を望んでいるが、大々的に声を上げられない。地域振興策の駆け引きをしているように思われるから」と吐露するのは旅館業の男性。「今は我慢しかない」と息を潜めるように語る。

■  ■  ■

 大飯原発の足元、大島地区で民宿を営む森下弘治さん(55)は4月26日夜の住民説明会で「想定外は許されない。経済面と安全面は切り離して考えるべきだ」と述べ、再稼働は時期尚早だと訴えた。

 民宿の利用客はほとんどが原発関連の作業員。4月からは宿泊がない状況で、運転停止がさらに長引けば影響は計り知れない。慎重論を唱えれば“得意先”を失う恐れもある。しかし、あえて声を上げた。「福島の事故を見て、被害範囲は町内だけでは収まらないと分かった」からだ。

 森下さんはこうも語る。「関西があれだけ反対しているのに、おおい町だけがOKしたら『また原発マネーが欲しいんか』と袋だたきにあう。政府は信用できん。仮に事故が起こっても、誰も責任を取ってくれん」

 立地に伴うリスクと引き換えに、多額の電源三法交付金などを得てきたことなどへの批判を気にする住民は少なくない。

■  ■  ■

 「原発が迷惑施設ならば(電気の)利便を受ける者が『お願いします』というのが道理」。旧大飯町職員として大飯原発誘致やトラブル対応に携わり、助役も務めた永井學さん(78)は、住民説明会でこう指摘した。

 原発誘致の際には町長のリコール運動で町を二分する争いが起き、3、4号機増設時は反対派が詰め掛け騒然となった。永井さんは「立地は一朝一夕でなるものではない」と語り、数々の苦難を乗り越え、関西の経済や家庭生活のため電気を送り続けてきたとの自負をにじませる。

 しかし、そうした経緯が顧みられることはあまりない。「関西が受けてきた恩恵も含め、理解がないのは残念」と永井さん。「小さな町の声は大都市の声にのまれ、抹殺されそうな風潮」とさえ危惧している。

 立地と消費地、加害者と被害者という意識、立場の差、わだかまりを超え「協調して現実論でエネルギーを考えるべきだ」と主張するのは、同町岡安の無職下防和明さん(61)。

 夏場の電力需給見通しの厳しさや、代替エネルギーがない現状から、下防さんは原発の再稼働は不可避との立場だ。一方で「原発は過渡期のエネルギー」とも言い、原発に代わる新エネルギーを考えていくことも手を携えて取り組んでほしいと願っている。
2012年5月14日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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ネズミは人間と同じ程度、放射線への感受性が高い
 
野ネズミから高い放射性セシウム
5月14日 4時53分 NHKニュース

東京電力福島第一原子力発電所からおよそ30キロの山林で捕獲した野生のネズミから3100ベクレルの放射性セシウムが検出され、専門家は野生生物に対する影響を継続的に調べる必要があるとしています。

茨城県つくば市にある独立行政法人の森林総合研究所は、福島第一原発からおよそ30キロの福島県川内村三ッ石地区と、70キロの茨城県北茨城市関本町小川地区のいずれも集落から離れた山林でそれぞれ去年10月と12月に野生のアカネズミを捕獲しました。

そして、合わせて12匹の体内に蓄積した放射性セシウムの濃度を調べた結果、1キログラム当たりの平均で、川内村で捕獲したネズミからは3100ベクレル、北茨城市で捕獲したネズミからは790ベクレル検出されました。

捕獲場所の空気中の放射線量は、川内村が1時間当たり3.11マイクロシーベルト、北茨城市が0.2マイクロシーベルトで、放射線量が高い場所ではネズミの放射性物質の濃度も高くなる傾向にありました。

調査結果について、放射線の動物への影響を研究する放射線医学総合研究所の久保田善久サブリーダーは「ネズミは人間と同じ程度、放射線への感受性が高い。野生生物に対する放射性物質の影響を継続的に調べる必要がある」と話しています。
2012年5月14日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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大飯原発再稼動の導火線が着火される
 
大飯原発 町議会が運転再開同意へ
5月14日 4時16分 NHKニュース

 福井県にある関西電力大飯原子力発電所の運転再開の是非を巡り、地元おおい町の議会は、14日に開かれる全員協議会で「町の財政や雇用を守るためやむをえない」として、運転再開に同意する方向で意見をまとめ、時岡忍町長に伝えることになりました。

関西電力大飯原発の運転再開の是非を巡り、おおい町議会は、先月下旬、地元で開かれた住民説明会などで出された意見や国や関西電力の対応などについて、どう判断するか検討を続けてきました。
その結果、町議会は「運転再開は町の財政や雇用を守るためやむをえない」という声が多数を占めていることから、14日に開かれる全員協議会で、再開に同意する方向で意見をまとめることが分かりました。

住民説明会で出た運転再開に慎重な声や、関西地方などおおい町以外の住民の意向については、それぞれの議員の意見に反映させることになりました。

大飯原発を巡って、政府は福井県とおおい町に対し、先月14日、運転再開の理解を求めていて、おおい町の時岡町長は運転再開の是非の判断は、町議会の意見と県の専門家会議の検証結果を踏まえる考えを示しています。

町議会は、14日中に時岡町長に伝えることにしていて、今後は県の専門家会議の結果やその後の時岡町長の判断が焦点になります。

☆これで県の専門家委員会も時岡町長も安心してGOを出す。
それは原子力村が待ち望んでいたことで、野田首相を先頭に一気に再稼動へ持ち込む算段だろう。

次の大地震による原発事故が起こり、新たな流民が出ようが、今日明日のメシの方が大事だという集団が再稼動の実質の決定権を握っている。
2012年5月14日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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震災関連死の9割は66歳以上
 
震災関連死9割、66歳以上 東日本大震災 
2012年5月12日 神戸新聞

 復興庁は11日、東日本大震災の避難生活で体調を崩すなどして亡くなり、「震災関連死」と認定された1都9県の1632人(3月末時点)の内訳を公表した。年齢層別では66歳以上が1460人(89・5%)で、高齢者が多数を占めている実態が判明。市町村別では、福島県南相馬市が282人で最も多く、宮城県石巻市178人、仙台市143人と続いた。


 死亡時期別にみると、最も多かったのは震災から「1週間超~1カ月以内」に亡くなった510人で、次いで「1カ月超~3カ月以内」の459人。「1週間以内」355人、「3カ月超~6カ月以内」235人と続き、「6カ月超~1年以内」が73人だった。

 都県別の内訳は、福島761人、宮城636人、岩手193人、茨城32人。千葉、長野各3人、山形、埼玉、東京、神奈川各1人。福島が最多だったのは、東京電力福島第1原発事故により、長期の避難生活を強いられている住民が多いことも影響したとみられる。

 復興庁は11日、関連死の原因を究明するため、関係省庁でつくる検討会の初会合を開催。6月末をめどに、岩手、宮城、福島3県で調査を実施し、8月上旬にも防止策をまとめる方針を決めた。

 会合で、平野達男復興相は「今後の避難生活や将来の災害への備えを検討する重要な調査になる」と強調。出席者からは「被災者の心のケアに、ボランティアの力を借りる方法も検討すべきだ」などの意見が出された。

 復興庁は関連死を「震災による負傷の悪化などで亡くなり、市町村が災害弔慰金の支給対象に認定した人」と定義。原因別の統計はまだ作成していないが、市町村の調査では、体力低下により高齢者が誤嚥(ごえん)性肺炎で亡くなったケースが多く、精神的ストレスによる自殺などの認定もあった。

 復興庁は4月27日に公表した調査結果で震災関連死を1618人としたが、市町村から集めたデータを精査した結果、14人の集計漏れが見つかったとして、1632人に修正した。


【震災関連死】

 地震による津波で水死したり、建物が倒壊して圧死したりするケースと異なり、精神的なショックや避難生活による体調悪化など間接的な原因で死亡すること。医師や有識者で構成する審査会で因果関係が認められると、直接的な死因のケースと同様、市町村が遺族に最高500万円の災害弔慰金を支払う。阪神・淡路大震災の際には、兵庫県と大阪府で921人が認定されたが、兵庫県によると、年齢や死因などの内訳は把握していないという。
2012年5月14日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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釜石沖の海底水圧計のデータを使わなかったのはなぜだ?
 
大津波データ活用せず 気象庁「想定外」で過小予測
岩手日報 (2012/05/13)
 
 東日本大震災で、東京大地震研究所が釜石沖に設置した海底水圧計2機(TM1、TM2)が、地震発生約15分後に大きな海面変動を捉えていたことが分かった。

巨大津波の襲来を予告する貴重なデータだったが、気象庁はこれを活用せず、現実を大きく下回る津波の予想高さを襲来直前まで維持。結果的に「津波は防潮堤を越えない」などと誤認し、逃げ遅れた人が多発した。関係者からは、国内外の機関と連携した津波予測の高度化を求める声が上がっている。

 釜石沖の海底水圧計は、午後2時46分の地震発生直後からじわじわと海面が上昇する様子を捉え、沖側の「TM1」が午後3時、陸側の「TM2」が同3時4分にそれぞれ高さ約5メートルの急激な海面上昇を記録した。

 津波は水深が浅くなるほど高さを増すため、水深1千メートルを超す沖合で5メートルの海面変動を記録したことは、海岸に10メートルを超す大津波が押し寄せる可能性があることを示していた。

 仙台沖約600キロに米国海洋大気局(NOAA)が設置した海底水圧計「DART」も、地震の27分後に観測史上最大の水面変動2・15メートルを観測したが、気象庁はこのデータも活用していなかった。

☆どんないい道具があっても使いこなすかどうかは人間しだい。データ分析力のない人間、判断を放棄する人間、持ち場の責任を果たさない人間。昔と違ってここ20年ほどの間に、官の仕事にはそういう人たちが就職しているのだろうか?

東日本大震災と福島原発事故はそういう人間の集合体が作った人災かもしれない。
2012年5月14日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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田中宇のレポート「北朝鮮で考えた①②③」
 
第三回から一部引用・・

私から見ると、これは真綿で首をしめるやり方の脅しだ。友好的でない人を入国させない傾向は、日本を含む多くの国に共通しているし、日本が北朝鮮を敵視しているのだから、北朝鮮側が日本人の中の敵味方を見分けることに敏感になるのは自然ともいえる。

しかし私は、じわじわ脅されて執筆に影響を与えさせられることがいやだ。だから今回の訪朝記事は、次の真綿が首に迫ってくる前に、できるだけ早く3本の記事を書き、無数の人々に無料版で不可逆的にメール配信するやり方を選んだ。

 今回の3本の記事で、私は総連や北朝鮮から「非(反)友好人士」とみなされるかもしれない(真の反朝人士は、君の記事は北朝鮮に十分おもねっていると言うだろうが)。実際のところ私にとって、北朝鮮を二度と訪問できなくても大したことでない。訪朝団の中にいた韓国朝鮮語を話す学界の方々は、北朝鮮に行けなくなったら問題だろうが、私が主に注目してきたのは米国の覇権体制が今後どうなるかであり、北朝鮮の国内情勢は周縁の諸事象の一つにすぎない。

 日本の「ジャーナリスト」は「現場(過剰)重視」で、北朝鮮のような入境困難な場所に行って取材したがる傾向が強いが、私は、めずらしい場所に行って記事を書くことより、誰もが行っている場所に行って(または行かないで)新たな視点の記事を書く方が意味が大きいと思っている。北朝鮮を再訪する機会があったとしても、時間を割いて訪朝したいと思うかどうかわからない。

 そのような気持ちに加え、総連系の人々や、日本人の北朝鮮友好人士とのつきあいや、政治的な感じの駆け引きは、疲れるものなので避けたいという気持ちも、私の中に存在する(このような言い方は、訪朝時に親しくしていただいた方々を失望させるだろうが)。北朝鮮敵視人士から受ける中傷も含め、徒労感が大きい。といいつつ私は、この項を書いたことにより、親朝・反朝の両側からの批判を煽動しているのかもしれない。

第三回の全文はこちら

第一回は こちら

第二回は こちら
 
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今日の気になるネット情報 / 世界と日本 |
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東京湾のセシウムが河川から流入により増加している
 
東京湾の海底土のセシウム、7か月で13倍に
読売新聞 5月13日(日)20時14分配信

 東京湾の海底土に含まれる放射性セシウムが、昨年8月から約7か月間で1・5~13倍に増えたことが、近畿大の調査で分かった。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出されたセシウムが、河川から東京湾に流れ込んだとみている。

 同大の山崎秀夫教授(環境解析学)は今年4月2日、荒川の河口付近など東京湾内の3か所で海底土を採取し、分析した。深さ1メートルまでの土に含まれるセシウムの量は1平方メートルあたり7305~2万7213ベクレルで、昨年8月20日の調査結果(同578~1万8242ベクレル)を3か所とも上回った。

 海底面から深さ6センチまでのセシウム濃度は1キロ・グラムあたり321~397ベクレルで、やはり8月20日の調査結果(同75~320ベクレル)を上回った。河川の泥にたまったセシウムが少しずつ東京湾に流れ込んでいるためとみられる。

東京湾の土で放射性セシウム増 川から流入
< 2012年5月9日 19:06 日テレニュース >

 福島第一原発事故による影響で、東京湾の土に含まれる放射性セシウムが増えていることが、近畿大学の研究チームの調査でわかった。

 近畿大学・山崎秀夫教授の研究チームが先月2日、荒川などの河口付近の3か所で海底の土を採取し、一平方メートルあたりに含まれる放射性セシウムの量を調べたところ、去年8月の調査結果と比べて、3か所とも放射性セシウムの量が大幅に増えていることがわかった。これにより、川から放射性セシウムを含む土が東京湾に流れ込んでいることが裏付けられた。

 東京湾の魚などへの影響について、山崎教授は、「土や泥に付着した放射性セシウムは剥がれにくく、魚に取り込まれても吸収されずに排せつされるため、体内には蓄積しにくい」として、現時点で魚への影響はほとんどないとしている。水産庁などの調査でも、東京湾の魚から放射性セシウムは、ほとんど検出されていない。

 しかし、海底の土から魚に放射性セシウムがどのように移行するかについては未解明の要素も多く、山崎教授は「今後も引き続きモニタリングが不可欠だ」としている。
2012年5月14日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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ムラサキ山芋のツルがぐんぐん伸びて葉も出てきた。

2024年06月13日 | 花・草・木・生き物

枯れた黄色いツルは昨年のもので新規誘導用に残した。☝

余分な画像は里芋の鉢の葉

昨年のムラサキ山芋の葉っぱのカーテン

 

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茅野市の「神長官守矢史料館」 入館者20万人を突破         長野日報

2024年06月13日 | 諏訪便り

2024/06/07 06:00

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

守矢神長家の話 守矢早苗
      「神長官守矢資料館のしおり」より
こちら


神長官 守矢一族と現人神 諏訪氏  関連記事

前述の通り、建御名方神が諏訪へ侵攻していた際に、迎えうった洩矢神の末裔が守矢一族である。神長官を含む五官祝(諏訪大社上社における神職の名称。

神長官、祢宜大夫、権祝、擬祝、副祝)という制度は神社が国家神道へと変遷し制度改革の行われた明治初期になくなってしまったが、その血が絶えていないことは記述してきた通りだ。

『しおり』に寄稿している守矢早苗氏は洩矢神から七十八代目である。参考までにあげれば、出雲大社の千家宮司が現在、八十四代、海部氏家系図で有名な籠神社宮司は、現在、八十二代である

いずれの社家にも劣らない。

守矢氏の祖先は、現在の前宮周辺に居を構えていた。その後、建御名方神の子孫である諏方氏に前宮を譲ると、現在の守矢家と守矢史料館のある高部扇状地に移る。

この高部扇状地そのものが高部遺跡であり、縄文時代から中世までの人々の生活跡が発掘されている。古墳時代には諏訪地方の豪族の墓城でもあった。

実際、この付近を歩いたが扇状地のあちこちに古墳や小さな祠(どんな小さな祠にも御柱が立っている)が点在し、少し奥に分け入れば磐座信仰の名残を残す小袋石が祀られている。

古代よりここが重要な信仰の場所であったことが伺える。

前述の通り、諏訪大社の祭政体は現人神・諏訪明神に降りて来るミシャグジ神を中心に営まれてきた。そのミシャグジ神の祭祀権を持っていたのが守矢神長官家であり、

ミシャグジ上げやミシャグジ降ろしの技法を駆使して祭祀を取り仕切ってきた。この守矢家の神長官の秘法は、

「真夜中、火の気のない祈祷殿の中で、一子相伝により『くちうつし』で」(『しおり』の守矢早苗氏の文章より引用)伝承されたという。

この一子相伝、くちうつしの秘法は七十六代実久氏で終焉を迎える。

一方、建御名方神の子孫である諏方氏は「大祝」という生神(つまり諏訪明神の依代)の地位に着く。諏方氏が最初に居住し、祭祀を行っていたのが現在の前宮である。

ここに諏訪大社の発祥を見ることができる。

しかし、大祝は事実上の祭祀権を握ることはなかった。なぜならば、諏訪氏が諏訪明神になるには、神長官守矢氏の力が必要であった。

筆頭神官である神長官の降ろしたミシャグジを身につけて初めて、現人神大祝=諏訪明神になれたのだ。

そして神降ろしの力や、神の声を聞く力は神長官のみが持つとされており(つまりミシャグジ祭祀は神長官のものであったために)

この地の信仰及び政治の実権は守矢家が持ち続けていたのだと守矢早苗氏は言う。

諏方氏はその後、系譜が曖昧になるが、伝承によると、806年、諏訪明神が桓武天皇の皇子、有員親王に神衣を着せて「我に体なし、祝をもって体をなす」と神勅をくだし

、大祝の中興の祖となる。現在の諏方氏の祖はここに起原を持つ。その後、また系譜が曖昧になるも、十六代頼信から現在まで諏方氏は続いている。

「謎のミシャグジ神 諏訪大社 上社 本宮編」⇒こちら

 2007年4月18日のブログエントリー「御頭祭ー狩猟民族の祭」から引用

⇒茅野市にある神長官守矢資料館に往時の祭りの模様のレプリカが展示されています。

(この資料館の設計は先代の守矢家当主から照信と名前を付けてもらった現江戸東京博物館館長 藤森照信さんです。

  藤森さんは資料館のある場所の高部で生まれ育ちました。)


『神長官守矢資料館』 自然と建築の一体化が生む空間  藤森ワールドの原点 | 芸術教養学科WEB卒業研究展 | 京都芸術大学通信教育課程 (kyoto-art.ac.jp)☜Click

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06月12日に目に留まったSNS・メディアの記事

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東日本大震災が起こった翌年の [ 2012年05月13日(日)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] 再掲載。

2024年06月13日 | 東日本大震災ブログ
2012年05月13日(日)
 
南相馬市住民1100人が和解仲介申し立て
 
南相馬1100人 東電に「不服」 自宅残留 賠償置き去り
2012年5月13日 東京新聞朝刊

 「3・11」以前の生活を返せ-。東京電力福島第一原発事故の損害賠償をめぐり、福島県南相馬市原町区の住民千百人が今月、国の原子力損害賠償紛争解決センターに和解の仲介を申し立てる。

昨年のセンター開所以来、最大の集団申し立て。中でも、事故直後から自宅にとどまり、さまざまな精神的苦痛を強いられてきた住民からは、避難期間にしか重きを置かない東電の賠償基準に「実態から程遠い」と怒りの声が渦巻く。 (中山高志)

 「原発事故以降、出歩くことがめっきり少なくなりました」

 原町区の自宅兼仕事場の庭先で、鋳鉄部品製造業の中野恵一さん(62)がこぼした。手にした放射線量計は、国の除染基準の毎時〇・二三マイクロシーベルトを大きく上回る〇・八六五マイクロシーベルトを示していた。

 自宅は旧緊急時避難準備区域(第一原発から二十~三十キロ)内。外出を控える原因は、放射能への不安だけではない。認知症の母が利用する介護施設が、事故の影響で職員不足に。以前は二日に一度利用できたが、今は月五日程度。残る大半の日は、妻と交互に自宅で介護しなければならない。「ほかのことは手に付かない」

 仕事でも事故の影響から取引を中止する顧客が相次ぎ、売り上げは半減した。新緑の季節を迎えながら、趣味の山歩きで気晴らしすることもできない。「相次ぐストレスで眠りが浅くなってしまって…」。医者に精神安定剤を処方してもらった。

 中野さんは事故直後、一家七人で仙台市に避難したが、母の症状が悪化したため妻と母と三人だけで四月に帰宅した。一方、東電の基準では精神的損害賠償の対象をほぼ避難期間に限っており、自宅に残って強いられた苦痛は償われない。これを不服として申し立てに参加する中野さんは訴える。「お金どうこうの問題じゃないが、東電には全く誠意が感じられない」

    ◇

 同じ原町区に住む会社員三浦利彦さん(58)は、高校一年の三男の寝顔を見るたびにため息をつく。「この子の将来はどうなるのか」。一家は、事故後に東京や大阪に避難したが、妻の仕事の都合などから、事故の一カ月後には南相馬の自宅で生活を再開した。

 昨年十月、三男の部屋の放射線量を初めて測定した。数値は毎時〇・六一マイクロシーベルト。二十四時間居るとすれば、一般人の平常時の被ばく限度とされる年間一ミリシーベルトの五倍の五ミリシーベルトを超える。以来、屋根の除染などに努めた。それでも毎時〇・五マイクロシーベルト程度が続いている。

 「福島県民が泊まるホテルを他県民がキャンセルした」「放射能はうつると言われている」-。三浦さんは、放射能をめぐる偏見や誤解の広がりを耳にするたびに、事故後の福島に残ったわが子の未来が心配になる。

 今でも避難の是非をめぐり、妻とけんかすることもある。勤務先の仕事も減り、いら立つことも少なくない。これだけストレスを抱えているのに、東電が示す精神的損害賠償は、避難を続けている人に比べ、見劣りする。「地域に残る人を大事にしない仕組みはおかしい。これじゃあ、だれも戻ってこねえぞ」
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野田首相は『大飯原発再稼動ありき』で突っ走る
 
首相、新規制組織待たない
2012 05/11 21:08 共同通信

 野田佳彦首相は11日、内閣記者会のインタビューで、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)について、地元の一定の理解が得られれば、原子力規制の新組織発足前でも再稼働させる考えを示した。

「規制組織を待つことなく判断することはもちろんある」と述べた。大飯原発以外の再稼働も「従来の行政組織の中で粛々とやっていく」と強調。枝野幸男経済産業相が大飯原発以外の再稼働は困難との見解には「現実論だ」と理解を示した。

☆経産省の官僚と経団連に“首相の座は保証してやる”と言われている野田さんに、ハナから抵抗する気はない。
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新田次郎生誕100年のイベントが生地諏訪で企画されている
 
諏訪出身、新田次郎生誕100年 6月3日に記念イベント
2012年5月11日 信濃毎日新聞
諏訪市図書館に常設展示されている新田次郎の登山用具や写真など

 諏訪市教育委員会と公益財団法人新田次郎記念会(東京)は6月3日、同市出身の作家、新田次郎の生誕からことしで100年を迎えるのに合わせ、記念事業を市文化センターで開く。新田の次男で数学者・作家の藤原正彦さんが講演する他、作家の阿刀田高さんと西木正明さんによるシンポジウムを予定している。

 新田は1912(明治45)年6月6日、上諏訪町(現・諏訪市)の角間新田生まれ。本名は藤原寛人。「角間新田に生まれた次男坊」がペンネームの由来とされ、直木賞を受賞した「強力伝」や「八甲田山死の彷徨(ほうこう)」「武田信玄」など多くの作品を著した。80(昭和55)年没。記念事業は、新田を顕彰して講演会などを開いている「諏訪こぶしの会」からの呼び掛けもあり、実施が決まった。

 当日は藤原さんが「我(わ)が父、新田次郎を語る」と題して午後1時から講演。2時15分から、ともに同記念会理事を務める阿刀田さんと西木さんが「新田次郎 人と文学」の題で意見を交わす。定員850人、申し込み不要。無料。

 市図書館前の庭で、新田が好んだコブシの苗木の植樹も予定。記念事業の事務局を務める市図書館は「郷土出身の偉大な作家がいたことを知ってもらいたい」としている。8月下旬には生誕地の角間新田や霧ケ峰などゆかりの地を巡るバスツアーも計画している。問い合わせは市図書館(電話0266・52・0429)へ。

☆新田次郎は旧制諏訪中学(現諏訪清陵高校)で、彼の妻、藤原てい(満州からの引き上げ体験を書いた「流れる星は生きている」は、戦後すぐの大ベストセラーになった)は、旧制諏訪高女(現諏訪二葉高校)で、お二人それぞれが阿智胡地亭の身内の一学年下だった。

そんな関係があったからだろうが、昭和28,9年当時、九州若松にいた頃、家に「流れる星は生きている」の本があって読んだ。その本の中に出てくる藤原家の次男が数学家の「藤原正彦」となり、その彼が『国家の品格』を書いた。

向こうさまの親の息子はベストセラーを書き、こちらの親の息子はほそぼそとブログを続けている。まごうかたなく精進の違い・・・・、やろなぁ。
 
2012年5月13日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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原子力ムラの一組織だった?「全原協」の会議が東京であった。
 
総会、再稼働で国への不満相次ぐ 全原協、閣僚ら退席に不信感
(2012年5月11日午後7時54分)福井新聞

全国原子力発電所所在市町村協議会(全原協)は11日、東京都千代田区の全国町村会館で定例総会を開いた。

 出席した首長からは「中長期的なエネルギー政策をきちんと示してほしい」などと、原発再稼働をめぐる政府への不満が相次いだ。枝野幸男経済産業相、細野豪志原発事故担当相らも出席したが、冒頭のあいさつだけで退席し、各市町村は不満と不信感をあらわにした。

 全国31の自治体の市町村長、議長らが出席。会長の河瀬一治敦賀市長(福井県)は「復旧・復興に向けて国の対応や取り組みは遅々として進まず、被災者が元の生活に戻れる時期が見通せない」とし、事故時の初動の不手際に加え、多くの課題が浮き彫りになっていると指摘。さらに、原子力規制組織の設立の遅れに触れ「国民の原子力への不安払しょく、信頼回復のために安全規制体制の構築が急務」と訴えた。

 被災地の復旧・復興など3分野では、夏ごろに要望活動を行うと確認した。

 国との意見交換では、枝野経産相、細野担当相のほか、松下忠洋内閣府副大臣、神本美恵子文部科学政務官と原子力委員会の近藤駿介委員長が出席したが、国会開会中のため近藤委員長を除き全員がすぐに退席した。

 宮城県女川町の須田善明町長は「政務官ぐらいはいるべきだ。こういう対応が不信感を与えかねない」と批判。新潟県柏崎市の会田洋市長も「これが立地地域と向き合う姿勢か。向き合う気持ちがないと信用できなくなる」と苦言を呈した。

 野瀬豊高浜町長、山口治太郎美浜町長は、エネルギー政策について将来的には脱原発を掲げる政府の方針に対し、経済成長や温暖化対策など現実的な対応を冷静に議論するよう求めた。福島県双葉町の井戸川克隆町長は除染問題で「要望しても答えが返ってこない。こんな原子力政策があっていいのか」と政府の対応に不満をぶつけた。

 役員改選では会長に河瀬市長を再任。福井県関係では副会長の山口美浜町長が退任し、新たに野瀬高浜町長を選任した。任期は2年。
2012年5月13日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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ラーメンの「一風堂」の河原社長が、今年ひいた御神籤の裏にあった言葉

声は消えても、こころの底にきいた言葉が生き残る

強く打てば大きく響き、弱く打てば小さくひゞく。

した事、いうた事、思った事、よいも、悪いも悉く皆、

何者かに影響して、永遠にあとを残す。

慎しむべきは、其思い、其行い、其言葉、

恐るべきは其影響、其反発である
 
2012年5月13日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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福島原発4号機の核燃料プールの危険度は高い
 
フランス原子力庁最高顧問、福島原発第四号機・核燃料プールの危険性を指摘「大地震が起きれば、再び大惨事に」「一刻も早い対応を」/ルモンド&リベラシオン(5月3日)

 ルモンド紙とリベラシオン紙は5月3日、去る2月に福島原発を視察したフランス原子力庁(CEA)の最高顧問ベルナール・ビゴによる福島原発第四号機への発言を掲載しました。

フランスの原子力を推進する原子力庁の最高幹部は、第四号機の燃料プールに残された大量の使用済み核燃料が予断を許さない危険な状態にあることを指摘し、新たな地震による大惨事再来の可能性を予見しています。そして、核燃料を一刻も早く安全な場所に移すべきと警告しています。

全文はこちら
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20120508 小出助教 NYで講演 
 
 
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班目安全委員長ら24委員に原発マネー一億円
 
一部引用・・

内閣府の原子力安全委員会や原子力委員会、経済産業省原子力安全・保安院の委員や審査委員として、中立的な立場で原子力行政に意見を述べる立場にある大学教授ら24人が、原子力関連の企業・団体から2006年度~10年度の5年間(一部は11年度分も含む)で計1億965万円の寄付を受けていたことが10日、本紙の調べで明らかになりました。

寄付を受けた学者には、安全規制機関トップの原子力安全委員会・班目(まだらめ)春樹委員長をはじめ要職者が多数おり、原発マネーが日本の原子力の審査組織にまん延していることが浮き彫りになりました。

 原発業界からの寄付は、本紙が委員らの所属する大学への情報公開請求で入手した資料で判明しました。

 寄付を受けていたのは、原子力安全委員会や原子力委員会、原子力安全・保安院の意見聴取会の委員24人。寄付したのは、「原発利益共同体」の中核団体「日本原子力産業協会」(原産協会)に加入する三菱重工業など24企業・団体です。

 こうした寄付は、企業や団体などから「研究助成」名目で大学を経由して、指定した教授らに届く仕組み。

全文はこちら
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沖縄振興基本方針が正式に決定した。
 
沖政協、振興基本方針を了承 県の計画策定本格化へ
2012年5月11日 琉球新報  

【東京】政府は11日午前、首相官邸で野田佳彦首相や全閣僚と仲井真弘多知事が出席する沖縄政策協議会(主宰・藤村修官房長官)を開いた。10日に沖縄振興審議会(会長・伊藤元重東大教授)が野田首相に答申した今後10年間の沖縄振興の方向性を位置付ける「沖縄振興基本方針」を了承し、正式に決定した。同協議会の開催は2月9日の沖縄振興2法案の了承以来。

 3月に成立した改正沖縄振興特別措置法で振興計画の主体は国から県に変更された。国が「基本方針」を決定したことを受けて方針に沿った県の振興計画策定作業が本格化する。

 基本方針案は沖縄振興の方向性として「民間主導の自立型経済の発展」を掲げ、地理的特性を生かしアジア・太平洋地域の発展に寄与する拠点として沖縄を支援していく必要性を強調した。

 沖縄振興に関する基本的な事項として「観光、情報通信産業」「雇用促進」「教育・人材育成」など12項目を掲げた。そのうちの「社会資本整備」の項目では、過密状態が続く那覇空港の第2滑走路整備や、鉄軌道など公共交通機関に関する調査検討を進めることも盛り込んでいる。
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iPS利用の薬開発に特許 京大が米国で取得
 
2012年5月11日 21時11分 共同通信

 京都大iPS細胞研究所は11日、研究機関や企業が人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作ったさまざまな細胞や組織を使って新薬などの研究開発をする場合、京都大の権利を認める特許を米国で取得したと明らかにした。

 iPS細胞の作製方法に関する特許はこれまでに取得していたが、今回はiPS細胞から作製した細胞や組織の使用や販売にも特許の網を掛けられる。

 企業などが同様の特許を取るとライセンス料が高騰する恐れがあるが、同研究所は「京大は公的な機関として、安いライセンス料で広く使ってもらう方針」としており、研究者らがiPS研究に参入しやすくなり、創薬が加速しそうだ。
2012年5月13日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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去年一年で東京ドーム33個分の森林を外国人が買い取り
 
外国人などの森林買収157ha
5月12日 4時16分 NHKニュース

去年1年間に外国人や海外企業によって買収された国内の森林の面積は、157ヘクタールに上ることが政府の調査で分かり、外国人などが日本の森林を買収する動きが依然として根強いことがうかがえます。

農林水産省と国土交通省は、去年1年間に法律に基づく届け出のあった外国人などによる森林の取り引きの件数と面積をまとめました。

それによりますと、シンガポールや香港などの個人や企業が、北海道の留寿都村と倶知安町、ニセコ町、伊達市で10件、108ヘクタールの森林を買収していたほか、シンガポールの個人が群馬県嬬恋村で44ヘクタールを買収するなど、去年1年間では合わせて14件、157ヘクタール、東京ドーム、およそ33個分の面積の森林が買収されたことが分かりました。

また、買収の目的は、▽資産保有が11件、▽別荘用が2件、▽住宅用が1件だったということです。

外国人や海外企業による森林の買収について、国は平成18年の取り引きから調査していますが、年間の件数は10件程度で推移し、目的は資産保有や別荘がほとんどだということです。

今回の結果について農林水産省は、「外国人が、買収した森林から木材を伐採したり、地下水をくみ出したりする事例は今のところ確認されておらず、リゾート地の不動産として保有するケースが多いようだ」と話しています。
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埼玉県の吉川市の川で採れたナマズに放射性セシウム検出
 
天然ナマズで基準超放射性セシウム
5月11日 23時30分 NHKニュース

埼玉県吉川市の川で採取された天然のナマズから、国の新しい基準を上回る放射性セシウムが検出され、埼玉県は天然のナマズを捕ったり食べたりしないよう呼びかけています。

埼玉県は今月1日、吉川市の中川の新川橋の近くで採取した天然のナマズから、国の新しい基準の1キログラム当たり100ベクレルを上回る130ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表しました。
埼玉県によりますと、この流域では漁業者によるナマズ漁は行われておらず、市場には流通していないということです。

埼玉県は埼玉東部漁業協同組合や吉川市などを通じて、釣りをする人などに対して周辺でナマズを捕ったり食べたりしないよう呼びかけています。

一方、埼玉県が吉川市など合わせて3か所で池で養殖されているナマズを調べたところ、いずれも国の基準を下回ったということです。
埼玉県は今後、中川の流域で重点的にナマズの調査を行い、放射性セシウムの値を確認することにしています。
2012年5月13日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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錦糸町の東北四川中華の料理店「辣香坊」で刀削麺と焼きビーフンを楽しんだ。

2024年06月12日 | 食べる飲む

相方はいつもの上海刀削麺を 私はいつもの海鮮焼きビーフンを頼んだ。

 この店で出てくるものは まごうかたなくプロの料理人が造っているなぁと食べるたびに思う。

調味料も本場だし 調理の具合に 客に旨いものを食べさせたいという おのずからなる気が流れている。

 いつ行っても店の客に中国人が多いのもよくわかる。

彼らにしたら 日本人がパリで日本人オーナーシエフの日本料理店に行くのと同じなんだろう。

錦糸町辣香坊で刀削麺と焼きビーフンを楽しむ

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06月11日に目に留まったSNS・メディアの記事

2024年06月12日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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有能な人物が突然、陰謀論サイトにハマり…どうしてこうなった?

 また、人生の大先輩で、私のようなのと20年以上ご親交くださった会社役員の方が、最近連絡取れないなと思ったら、奥さんから連絡あって「退職後、YouTubeの陰謀論サイトにハマってしまい、WHO脱退デモに参加するなどしていて困っている」との近況報告が。私が話している時はまともな人物だったのに…。

 果ては、ながらく友人関係にあった、多忙な編集者や仕事の品質の高さで人望もあった人物が、早めの引退を経て地方に引っ込んだら突然反ワクチン反マスク界隈に首まで漬かっておかしくなってしまうとか。どうしてこうなった。

 昔であれば、定年などで引退して人間関係が希薄になっておかしくなる人がいたとしても「近所にいる変なおじさん」で済んでいたものが、ネット社会がここまでリアルに浸透してしまうと「変なおじさん」が変な人同士ネットで結合し、また変な人の承認欲求を満たすように変な人たちに持ち上げられ、褒められてカルト的な組織までできてしまうのです。

人っていとも簡単に闇落ちしてしまうんです

 普段働いている歯車としての肩書が外れた瞬間から、そういう男のロマンに抗えず「正しい俺を証明して見せる」という一発逆転を志し、脱サラやFIREに挑戦し、しかし失敗し、虎の子だった資産を失って途方に暮れたり、陰謀論サイトにハマったり、極右政党を応援し始めたりする。ある意味で、何者でもない自分がうだつの上がらない状態であることを受け入れられず、他の人が知らない何かを知ってしまって「気づく」「目覚める」プロセスと共に狂っていくのです。

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東日本大震災が起こった翌年の [ 2012年05月12日(土)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] 再掲載。

2024年06月12日 | 東日本大震災ブログ
2012年05月12日(土)
 
再稼動で「電力不足解消」と関電は言うが 周辺自治体から異論
 
20120508 古賀氏提案 こうすれば再稼動なくても大丈夫

20120508 古賀氏提案 こうすれば再稼動なくても... 投稿者 PMG5
 
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 大震災14カ月の福島第1原発 汚染水処理、不具合続き
 

(2012年5月11日 福島民友ニュース)

 東京電力福島第1原発事故の発生から11日で14カ月となる。1年余りの収束作業により現在は冷温停止状態は保たれているが、

高濃度の放射性物質を含む汚染水の処理装置はトラブルが絶えず、燃料の状態や格納容器の損傷状況などは、いまだに正確に分かっていない。

9日に経済産業省に認定された特別事業計画にも1~4号機の廃炉に向けた工程表が盛り込まれたが、実現には不透明な要素は尽きず、乗り越えるべき課題は多い。

 メルトダウンを起こした1~3号機は原子炉に「循環注水冷却」を導入。汚染水の放射性セシウムなどを除去して炉に再注水し、燃料の冷却が続けられている。

 爆発で建屋が損傷した1号機はカバーが完成、3号機ではクレーンで屋上部のがれき撤去が進められている。

 建屋が爆発し、使用済み燃料プールが野ざらしになっている4号機は屋上部のがれき撤去と同時に、4月に建屋カバーの建設工事に着手。

プール底のコンクリートの強度低下が懸念され、来年には燃料取り出しの着手を目指しており、建屋カバーと天井クレーンなどを設置するコンテナの建設が作業実現の鍵を握る。 

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福島復興局、相変わらずの縦割り仕事
 

復興局配置3カ月 縦割り行政、存在感発揮できず
(2012年5月11日 福島民友ニュース)

 東日本大震災からの復興に向け、復興庁の出先機関として本県、岩手、宮城3県に復興局が配置され、10日で3カ月となった。

東京電力福島第1原発事故という特殊事情を抱える本県で、福島復興局には、避難者の早期帰還支援など現場でのより迅速な対応が求められるが、

縦割り行政から脱しきれず、権限を集約できていない現状では、あらゆる要望に一つの窓口で応じる本来の存在感は発揮できていない。

県や市町村が求める被災地に寄り添った政府内の総合調整機能にはほど遠い。

復興局は、県や市町村などからの要望を復興庁や他省庁と掛け合うことも重要な役目だが、全域が警戒区域に設定されている富岡町の遠藤勝也町長は「相変わらずの縦割り行政。

手厚い援助の手を差し伸べる姿勢が見えない」と厳しい。

同町は雇用や賠償、除染、医療など帰還に向けた双葉郡の将来像の提示を求めているが、権限を離したくない省庁間の綱引きで、

福島復興局は意思決定の主導権を握れず、本来の目的を果たしていない。

 平野達男復興相、細野豪志環境相ら閣僚が相次いで来県し、双葉郡町村の首長らと直接協議するケースも目立つが

除染や中間貯蔵施設の設置など大きな課題は宙に浮いたままだ。

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電気事業連合会(電力会社が構成)のパンフでは原発事故収束済
 
【福島第1原発は、すでに冷温停止に至りました】電事連パンフレット、記述に疑問
(2012年5月11日、共同通信)

 ■電気事業連合会が3月に作成した原発のパンフレット「原子力2012(コンセンサス)」で、
 
東日本大震災の影響を受けた原発のうち、東京電力福島第1原発1~3号機について
 
、本来の意味とは異なる「冷温停止中」との記述があることが11日、分かった。

 冷温停止は通常時に原発が安定停止した時に使う用語で、事故で炉心溶融(メルトダウン)が起きた第1原発には当てはまらない。
 
政府と東電は「冷温停止状態」という新たな用語をつくり、昨年12月にこの状態になったと宣言した。

 パンフレットは冷温停止時期について、1号機は昨年7月以降、2号機は10月以降、3号機は9月以降としており、政府宣言の時期と異なる。

 電事連は「政府の見解は原発全体の評価で、われわれは1基ずつを評価した。冷温停止は、冷温停止状態と同じ意味で使っており、他意はない」と説明している。

 1~3号機は炉内の状況がほとんど把握できていない。温度計の信頼性が低い上、放射性物質を含む汚染水が漏れ続ける不安定な状態で、パンフレットの記述には疑問が残る。

 このパンフレットはホームページに掲載。電力各社に配っているほか、希望者には無料で渡している。

 冒頭で「福島第1原発は、すでに冷温停止に至りました」と記載。地震と津波の影響を受けたが、
 
事故には至らなかった東北電力女川原発や日本原子力発電東海第2原発と同じ表現にしている。

 また使用済み燃料プールの冷却ができず、原子炉建屋が水素爆発した4号機は、事故に至らなかった
 
5、6号機や東北電力東通原発と同じように「地震発生時、定期検査により停止中」と表現されている。

冷温停止 

原発を定期検査などで長期間停止する場合、全制御棒を原子炉に入れて核分裂反応を抑え、冷却水が100度未満の安定状態になること。

東京電力福島第1原発1~3号機は事故で燃料や制御棒が溶け落ちたとみられ、冷温停止は不可能となった。
 
政府と東電は昨年7月に「冷温停止状態」を新たに定義。/(1)/原子炉圧力容器の温度がおおむね100度以下/(2)/放射性物質の放出を管理し、
 
新たな放出による住民被ばくを大幅に抑える―を条件にした。

野田佳彦首相は12月、この条件を満たしたとして事故収束を宣言したが、地元反発を受けて今年1月「事故収束に引き続き挑戦する」と軌道修正した。
 
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福井県議会が大飯原発再開で全員協議会開催
 
国側説明に福井県議会で不満続出 
2012年5月9日 23時16分 (中日新聞)

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働をめぐり、福井県議会は9日、全員協議会を開き、再稼働に理解を求めた経済産業省原子力安全・保安院に対し「東京電力福島第1原発の事故の責任を誰も取っていない」などと厳しい意見を浴びせた。

 保安院と資源エネルギー庁の担当者が、大飯原発に施した安全対策や夏の電力不足をもとに、再稼働の必要性を説明。関電の豊松秀己副社長は「あらゆる経営資源を投入し、福島のような事故は起こさない」と訴えた。

 県議からは「福島原発で、地震による損傷の有無が明確になっていない」「大飯原発近くの断層による地震の揺れの評価が不十分」「原発立地地域への経済的な対応ができていない」と不満が噴出した。

 田中敏幸議長は記者団に「いろんな意見が出たが、保安院やエネ庁、国の政治家がきちんとやって、ということ。議会の議論は、今後出される県原子力安全専門委員会の報告をベースに続ける」と述べた。

 西川一誠知事は再稼働への地元判断に際し、県議会と同専門委、時岡忍おおい町長の意向を踏まえる一方、電力消費地の関西地区が再稼働に理解を示す必要がある、と表明している。

再稼働是非、週明けにも意見集約 おおい町議会、検証の項目整理
(2012年5月11日午前7時20分)福井新聞

 福井県のおおい町会は10日、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働の是非に関する意見集約に向け、作業部会を開いた。全員協議会を11日に開き、町会が判断のベースとする「統一見解」に対する国の回答結果など、検証している全ての項目の最終的な整理をすると決めた。

 町会は7日から集約に向けた協議に入った。11日を含めてさらに複数回の全協を開催。週明けにも意見を取りまとめ、時岡忍町長に伝えるとみられる。

 作業部会は意見とりまとめのため、小川宗一副議長や各委員長らをメンバーとして1日に設置。この日で5回目の会合となった。

 非公開で行い、小川副議長によると、統一見解に対する国の回答結果のほか、4月の議会報告会や住民説明会で出た原発の安全面に関する住民意見について、7日の全協で出た議員からの意見を踏まえて詳しく精査したという。

 小川副議長は「住民の安全安心がしっかりと担保できているかを中心に総合的に検証している。11日は議員全員で再検証し整理したい」と話した。
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大飯原発再開・原子力マフィアは京都、滋賀を地元に取り込んだ協議会を新設
 
大飯再稼働で協議会新設を検討 京都、滋賀も「地元」に
2012/05/12 02:00 【共同通信】

 関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働問題をめぐり、政府が福井県に京都府、滋賀県を加えた安全規制監視のための協議会新設を検討していることが11日、政府関係者への取材で分かった。再稼働に慎重な両府県を「地元」として取り込み、安全性の確保に関わる新たな組織を設けることで、政府は早期の再稼働を実現したい考え。

 協議会に大阪府などは含まれない見通しで、再稼働を急ぐ政府の姿勢を批判してきた大阪市の橋下徹市長らの反発も招きそうだ。
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震災対応に国は現場を無視、地方の主導しかない
 
復興庁本来なら解散する時期 震災対応で国の遅れ批判
 増田氏ら地域主導訴え 仙台
2012年05月11日金曜日 河北新報

自治体主導の震災復興を訴えたパネル討論

 地域主権改革の視点で震災復興策を探るシンポジウム「東日本大震災と東北の地域課題」(第一法規主催)が10日、仙台市青葉区のアエルであった。元総務相の増田寛也氏が、震災のあった2011年を「自治体連携元年」と位置付ける一方、国の対応の遅れを厳しく批判した。

 増田氏は「ボランティア元年」と呼ばれた阪神大震災(1995年)に対し、「東日本大震災で市町村間の水平的連携が自主的に行われた意味は大きい」と評価した。

 半面、本格的な復興予算となった昨年度の第3次補正予算は「財源確保にとらわれた結果、成立が遅れた」と指摘。震災発生から11カ月後に発足した復興庁も「本来なら役割を終えて解散するような時期だった」と振り返った。

 パネル討論では、宮城県の伊藤和彦震災復興・企画部長、岩手県の加藤主税総務部長がそれぞれ産業再生や生活再建の取り組みを説明。奥山恵美子仙台市長は、高速道路無料化に伴い被災証明の発行申請が殺到した事例を挙げ「現場感覚の欠如した国の施策により行政が混乱した」と訴えた。

 今後の課題として、鈴木素雄河北新報社論説委員長が「自治体崩壊の危機にある福島を東北全体で支えなければならない」と述べた。増田氏は「住民自治による復興を実現するため、地方議会の頑張りに期待したい」と語った。
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原発是非を問う住民投票は32万3076署名
 
原発是非の住民投票 都に署名提出
5月10日 21時2分 NHKニュース

原発の稼働の是非を問う住民投票を東京で行うことを求めている市民グループが、これまでに集めた32万人余りの署名を、10日、東京都に提出し、住民投票を行うための条例の制定を求めました。
これを受けて、住民投票を行うための条例案が、来月、都議会に提出され、採決が行われることになりました。

署名を提出したのは、市民グループ「みんなで決めよう『原発』国民投票」です。

この市民グループは、原発の是非を問う住民投票を東京で行うために、去年12月から都内各地で署名活動を行い、住民投票を行うための条例案を提出するのに必要な、有権者の50分の1を上回る、32万3076人分の署名を集めました。

10日は市民グループのメンバーが、段ボール箱に入った署名を東京都庁に運び込み、都の担当者に署名が集まったことを示す文書を手渡して、条例の制定を求めました。

これを受けて東京都は、石原知事の意見を付けて、住民投票を行うための条例案を、来月、都議会に提出し、採決が行われることになりました。

条例の制定について、石原知事はこれまでに「代案も出さずに原発に反対しているかぎり、センチメントの域を出ない。条例を作るつもりはない」と発言し、住民投票の実施に否定的な考えを示しています。
都議会の各会派は住民投票の実施について、共産党や地域政党の生活者ネットワーク・みらいが賛成の意向を示しているほかは、態度を決めていませんが、石原知事が否定的な考えを示すなか、条例案は否決される公算が高いという見方が出ています。

同じような条例案は大阪市議会にも提出されましたが、ことし3月、反対多数で否決されています。

市民グループは、署名を提出したあと記者会見を開き、グループのメンバーで首都大学東京の宮台真司教授は、「今の日本は、関西電力大飯原子力発電所を巡る混乱に象徴されるよう、原発をやめられない社会になっており、住民投票はこうした社会をやめるために不可欠な手段だと思う。今後は、議会で採決を行う議員に対し、住民投票の意義を説明していきたい」と話しています。
また、グループのメンバーでジャーナリストの今井一さんは、「私たち自身が都議会議員を訪問するなどして、心を尽くして説明すれば、条例案の賛成に向けて動かすことができるのではないかと考えています」と話しています。
2012年5月12日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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