昨日と今日きいた、ナディア・ツヴィーナー(ヴァイオリン)とヨハネス・ラング(オルガン)の「Nadja Zwiener & Johannes Lang - 1723」。このアルバムの主役ともいえるツヴィーナーですが、どうも見覚えがある顔だと思っていたら、ようやくおもい出しました。公式サイトで発売されたDVD(購入したのはDVD-Rだったかと)やBBC Four(ミッッキー・ホワイトの研究にもとづく)でのドキュメンタリーに出演し、ピエタのアンナ・マリーアを演じたヴァイオリン奏者でした。おもい出すのに時間がかかったのは、かれこれ20年ぐらいまえのことで、かつ、両日の記事を投稿するさいに、なぜかツヴィーナの名前を表記をまちがっていたため(すでに修正済)。
写真がたいへん小さく申しわけないのですが、上の中央、赤い服がアンナ・マリーア役のツヴィーナー。下はピエタ教会(ヴィヴァルディ死後の1761年に竣工)の金格子のはめられた回廊で歌うピエタの娘たち役の歌手たちです。映像はYoutubeで「Vivaldi's Women」と検索すればたくさん出てきます。なお、気になるのは公式サイトのリンクが切れてしまっていることです。合唱の4声部をすべて、つまり、ソプラノやアルト声部にとどまらず、テノールやバスの声部もそのまま女性が歌うという画期的な企画は、追従するものもないようで、どうなってしまうのでしょう。