今日これからきくのはト長調のファンタジー(BWV572)。トレ・ヴィトマン、グラヴマン、ラントマンという3部からなり、フランス語で表記されているとおり、いかにもフランス風なオルガン曲です。とはいえグラヴマンは、まさに重々しく濃密で、やはりバッハらしい音楽。ここできく演奏はアン・ヘレナ・シュリューターで、一昨日から楽しんでる「Holy Spirit」に収録されたものです。録音は2021年。オルガンは、トビアス・ハインリヒ・ゴットフリート・トロスト建造のヴァルタースハウゼン市教会のそれです。
CD : audite 97.801(audite)