カプリコルヌス・コンソート・バーゼルによる「New Concertos」。この2020年録音のCDには、バッハのオルガン作品の弦楽と通奏低音用編曲が収録されており、昨日からそれらを順にきいています。今日きくのはト長調のファンタジー(BWV572)。トレ・ヴィトマン―グラヴマン―ラントマンというフランス語表記による3部構成のオルガン曲です。ここではトレ・ヴィトマンは2つのヴァイオリンのみで、グラヴマンにいたりはじめてトゥッティとなるのですが、その対比の効果は絶大。公式サイトかYoutubeの公式チャンネルで、そのグラヴマンをきくことができます。なお、グラヴマンは、このブログでも紹介したフレットワークの「Alio modo」でも楽しめます。
CD : CHR 77447(CHRISTOPHORUS)