今週きいているのは、アンドルー・アーサー(チェンバロ)とハノーヴァー・バンドの「チェンバロ協奏曲集」(2019年、2022年録音)。このアルバムは同メンバーによる第2集にあたり、収録曲を順番に楽しんできました。これからきくのはヘ長調の第6番(BWV1057)。同曲はブランデンブルク協奏曲第4番からの編曲で、原曲と同じく2本のリコーダーが編成されています(リコーダーはレイチェル・ブラウンとレイチェル・ベケット)。アーサーたちの第2集の録音は、第1集と同じように色彩が淡いのですが、2本のリコーダーがくわわることで、色彩が一気に豊かになった感じです。
CD : SIGCD764(Signum Records)