復活節後第4日曜日にきくのは、カール・リヒターたちによる「わが去るは汝らの益なり」(TELDEC 9031-77614-2)です。このカンタータは1725年4月29日の初演。バスのアリア、テノールのアリアとレチタティーヴォ、合唱、アルトのアリア、コラールという構成です。リヒターたちの録音は1958年。独唱はリリアン・ベニグセン、ピーター・ピアーズ、キート・エンゲンで、合唱と管弦楽はミュンヘン・バッハ同合唱団、ミュンヘン州立歌劇場管弦楽団員です。なお、すでに紹介済みですがリヒターにはアルフーフでの録音があり、そちらは1967年の録音です。