今週きいていくのは、ボヤン・チチッチによる6曲の無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータです。チチッチは、1979年、クロアチアのザグレブ生まれのヴァイオリン奏者。パリ国立高等音楽・舞踊学校、ギルドホール音楽演劇学校でヴァイオリンを学び、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(エンシェント室内管弦楽団)などでリーダーを務めています。アルバムは2021年の録音。めずらしく番号順に、3曲のパルティータ、3曲のソナタという順で収録されており、ここでもその収録順どおり、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番(BWV1002)から楽しむことにします。
CD : DCD34300(Delphian Records)