昨夜、「きょうの世界」(NHK衛星第1)をみていたら、パヴァロッティ逝去のニュースが伝えられていました。パヴァロッティのバッハというと、例のグノー編曲による「アヴェ・マリア」ぐらいしか思いつきませんが、最高のテノール歌手に敬意を表して、今日の一バッハはパヴァロッティに捧げることにします。
きくのは、「消し去りたまえ、いと高き者よ、わが罪を」。はじめは、ほかの葬儀用のモテットを、と考えていたのですが、パヴァロッティがイタリア出身だということを考慮して、標記のモテットに。このモテットは、ペルゴレージの「スターバト・マーテル」に、ドイツ語歌詞をつけて編曲したものです。
選んだ演奏は、アージェンタ、ロレンスという歌手に、ファゾリス率いるイ・バロッキスティとRTSI合唱団のそれ。手持ちには、同じソースのCDとDVDがあるのですが、やはり美しい映像がつけられたDVDできく(みる)ことにします。
DVD : 2050387(EuroArts)