毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日のバッハは先日きいたCD、フェルハーヘンとマトによる、オルガン用のトリオ・ソナタの続き。先日のBWV527とはちがい、このBWV530ではマトはオルガンを弾いており、それがフェルハーヘンのリコーダーとすこぶる親和して、とても楽しい響きを生みだしています。

CD : CC 72314(Challenge Classics)

CC 72314

コメント ( 0 )




今日もあいかわらずよい天気。こんな日には、ゆっくり散策したりしたいのですが、あわただしくてそうもいきません。そんなことで、バッハも短い曲を選ぶしかなく、今日もきくのはマットたちによる「4声コラール」。きくのはそのなかから、「上にまします父を」です。

CD : 99575(Brilliant Classics)

99575

コメント ( 0 )




昨日、今日と、京都はとても爽やかな気候が続き、何をするにも気持ちがよい天気。風がときおり強く吹いてはいますが、それもあまり気にはならないていどです。もちろん、音楽をきくにもよい季節ですから、これから外出するまでの時間も、しばしですが、バッハとともにすごすことにします。きくのは、マットたちによる、「ああ神よ、わがため息と嘆きを聞き入れたまえ」(「4声コラール」)です。

CD : 99575(Brilliant Classics)

99575

コメント ( 0 )




一昨日きいた三重協奏曲つながりで、今日のバッハは標記のトリオ・ソナタをきくことにしました。というのは、このBWV527の第2楽章が、のちにBWV1044の第2楽章に転用されたから。さて、BWV527は当ブログでは3度目で、最初がキングス・コンソートの室内楽編曲版(オーボエ、ヴァイオリンに通奏低音)、2度目がトン・コープマンのオルガンでした。で、今度はだれにしようかと考え、選んだのはフェルハーヘン(リコーダー)とマト(チェンバロ)による、すっきりした演奏。編成がこれまでとかぶっていないことで選んでみました。

CD : CC 72314(Challenge Classics)

CC 72314

コメント ( 0 )




「アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集 第2巻」に記帳された、「なんと幸せなわれ、おお心の友よ」。このBWV517はなかなか美しい曲なのですが、残念ながら作曲者はわかっていません(詩はヴォルフガング・クリストフ・ドレスラーによるもの)。今日のバッハは短いながらもこれにして、ルーベンスの歌、そしてベーリンガーのオルガンで楽しみます。

CD : CD92.136(Hänssler CLASSIC)

CD92.136

コメント ( 0 )




先日きいた2度目のBWV1052、ベルリン古楽アカデミー(AAMB)による演奏だったのですが、せっかくなので、今日はそのCDに収録されたもうひとつのバッハ、BWV1044をきいてみようと思います。三重協奏曲はやはり2度目で、まえにきいたのはムジカ・アンティクヮ・ケルン(MAK)によるものでした。AAMBとMAKは同じドイツ系で、でてくる音もにているのですが、この演奏でのAAMBの特徴は、鍵盤楽器がチェンバロではなくフォルテピアノということ。フリードリヒ大王の宮殿で演奏されたら、こんな雰囲気だったのかも、と空想してみたくなるような響きです。なお、フォルテピアノ独奏は、マルコム・ビルソンに師事した、モスクワ生まれの奏者、ツヴィ・メニケルです。

CD : HMC 901740(harmonia mundi)

HMC 901740

コメント ( 0 )




今日の日曜日は復活節後第4日曜日。現存するこの日のためのカンタータは、「わが去るは汝らの益なり」と「汝はいずこに行くや?」のみです。「わが去るは汝らの益なり」は昨年きいたので、今年の選択肢はひとつで、「汝はいずこに行くや?」ということに。このBWV166は1724年に初演されましたが、このカンタータに続く、BWV86(復活節後第5日曜日)、BWV44(復活節後第6日曜日)、BWV37(昇天節)は、「いずれも聖句に始まり、器楽の活躍するコラール編曲を経て、4声体のコラールで閉じるという構成」(『バッハ事典』)です。

演奏は、ガーディナー指揮の、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団、そしてソリストたちによるもの。で、この演奏でびっくりさせられるのは第6曲のコラールです。ガーディナーは、4行目まではきわめて静かに歌わせて、最後の2行をコントラストを効かせて力強く歌わせます。ほかの演奏にしても同じような傾向にありますが、コントラストのつけかたが尋常ではなく、ガーディナーらしいといえば、らしいかと。たしかに感動的なのですが、ただ、はたしてここまでする必要があるのかと、ちょっと疑問を感じてしまいます。

CD : SDG 107(SDG)

SDG 107

コメント ( 0 )




京都は朝からとてもよい天気。このあと30度近くまで気温が上がるようですが、いまのところ爽やかな気候です。おりよく、このあとすぐに外出なので、鴨川あたりまで足をのばしてみようか、と。さて、いまはあまり時間がないので、今日のバッハは「4声コラール」から「喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ」。演奏は、マット指揮のノルディック室内合唱団とフライブルク・バロック・オーケストラのメンバー(通奏低音)によるものです。

CD : 99575(Brilliant Classics)

99575

コメント ( 0 )




とあるところでロバート・ヒルの話題がでたので、今日のバッハはヒルのチェンバロで楽しもうと思います。きくのは、BWV1044の第1、第3楽章の原曲にあたる「プレリュードとフーガ イ短調 BWV894」です。このBWV894は、「ヴァイマール時代の鍵盤楽器のための作品集」という副題のつけられたCDに収録されています。

CD : CD92.105(Hänssler CLASSIC)

CD92.105

コメント ( 2 )




昨日きいたニ短調のチェンバロ協奏曲、今日はシンフォニアがその第3楽章と同じ音楽の、カンタータ「われはわが依り頼みを」をきくことにします。このBWV188のシンフォニアは、先日きいた「われら多くの患難を経て」と同じく、BWV1052の失われた原曲から転用されたものらしく、やはりオルガンが活躍します。演奏は、コープマン(オルガンと指揮)、アムステルダム・バロック管弦楽団と同合唱団、そしてソリストたちによるもの。なおBWV188は、三位一体節後第21日曜日のためのカンタータです。

CD : CC 72219(Challenge Classics)

CC 72219

コメント ( 0 )




カンタータ「われら多くの患難を経て」をきくと、ききたくなるのがBWV1052。このニ短調のチェンバロ協奏曲は、このブログではすでにピノックたちによる演奏でききましたが、今日はピノックとは対照的な演奏できこうと思います。その演奏とは、アルパーマン(チェンバロ)とベルリン古楽アカデミーによるもの。

ベルリン古楽アカデミーの演奏は、鋭角的な切れ味をもち、アクセントが効いていて、推進力に満ちています。テンポはかなり速めですが、推進力の源は通奏低音にあるので、腰がすわった演奏です。なお、この演奏の主役はアンサンブルのほうで、アルパーマンのチェンバロはちょっと弱い印象があります。

CD : HMC 901740(harmonia mundi)

HMC 901740

コメント ( 0 )




「こどもの日」の今日は、バッハの長男、「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」から1曲。この「小曲集」からきくのはずいぶんひさしぶりですが、これからきくのは、「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」第10番の初稿にあたるプレリュード。演奏はペインのオルガンです。

CD : CD92.137(Hänssler CLASSIC)

CD92.137

コメント ( 0 )




今日のバッハは、「4声コラール」の「神よ、汝自ら光なり」です。このBWV316、いつものように、マット指揮のノルディック室内合唱団とフライブルク・バロック・オーケストラのメンバー(通奏低音)による演奏できくことにします。

CD : 99575(Brilliant Classics)

99575

コメント ( 0 )




ゴールデンウィークただ中の今日は、復活節後第3日曜日にあたります。とうぜんきくのはこの日のためのカンタータ「われら多くの患難を経て」です。このBWV146をはじめてきくバッハ・ファンは、第1曲のシンフォニアからしてびっくりさせられるほず。有名なニ短調のチェンバロ協奏曲(失われた原曲のヴァイオリン協奏曲)の第1楽章と同一で、ここではオルガンがソロを弾きます。第2曲の合唱も、同第2楽章に合唱を組みこんだもの。演奏は、オルガンが活躍するということで、コープマンたちによるものを選びました。なお、歌詞不明の第8曲のコラールは、クリストフ・デマンティウス作詞の「おおわが魂よ、大いに喜べ」の第1節で補っています。

CD : CC 72215(Challenge Classics)

CC 72215

コメント ( 4 )




このところのバッハは短い曲ばかり。たまにはまとまった曲をということで、あれこれ悩んで、「ミサ曲 イ長調 BWV234」(2度目)を決めました。演奏はパーセル・クァルテットと歌のソリストたちによるもので、「ミサ曲 ヘ長調 BWV233 [2]」でもふれましたが、これはOVPP(OVPPについては「OVPPによる演奏」)によるものです。ところで、このBWV234の「クリステ・エレイソン」と「クイ・トリス」、編成が同じ(フルート2本に弦と通奏低音)ことなどもあるのですが、きくたびにBWV232の「クイ・トリス」が想起させられます。

CD : CHAN 0642(Chandos Records)

CHAN 0642

コメント ( 0 )



« 前ページ 次ページ »