毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今週きいているのは、アレッサンドラ・アルティフォーニによるイギリス組曲。今日きくのはヘ長調の第3番で、アルバムのCD2に収録されています。使用楽器は、ミヒャエル・ミートケ(1702年製作)による、トニー・チネリー(1997年製作)のチェンバロ。2016年の録音ということもあり、アルティフォーニが弾くチェンバロのエネルギーが美しくとらえられています。

CD : CDS7793.2(DYNAMIC)

CDS7793.2.

コメント ( 0 )




トン・コープマン著の『トン・コープマンのバロック音楽講義』は、2010年、音楽之友社から発刊された、8講と補講からなるバロック音楽の教本です。原著は1985年の発刊で、「音楽院の学生を対象に書かれたもの」(日本語版への序文)。日本語版はその翻訳(風間芳之訳)ですが、訳者の要請という、原著にないオルガンについての補講が書き下ろされています。もともとが学生のためとはいえ、たんなる愛好家が読んでも、「一音楽家のいわば『厨房』」(訳者はしがき)がのぞけるようでおもしろく読むことができます。なお、この本には解答がないという批判もあるようです。しかし、それはこの本の目的が「既成の答を提示することではなく、読者が自ら資料によって結論を導き出し、自らを相対化することを学んで、さらなる探求へと誘うことにある」(序文)ということですから、解答がないのもとうぜんのことです。

トン・コープマンのバロック音楽講義

コメント ( 0 )




イタリアの鍵盤楽器奏者、アレッサンドラ・アルティフォーニのチェンバロできいているイギリス組曲。アルバム(2016年録音)は2枚組で、これからきく第3番が収録されたCD2もCD1と同じく、長調と短調が交互に配されています。

CD : CDS7793.2(DYNAMIC)

CDS7793.2.

コメント ( 0 )




一昨日からきいている、アレッサンドラ・アルティフォーニによるイギリス組曲。2016年に録音されたアルバムを収録順に楽しんでおり、今日きくのはホ短調の第5番(BWV810)です。使用楽器はトニー・チネリー(1997年製作)のチェンバロで、ミヒャエル・ミートケ(1702年製作)にもとづいています。

CD : CDS7793.2(DYNAMIC)

CDS7793.2.

コメント ( 0 )




今週のバッハは、イタリアの鍵盤楽器奏者アレッサンドラ・アルティフォーニによるイギリス組曲です。全曲を収録したアルバム(2016年録音)から、収録順どおり昨日の第2番からききはじめ、今日は2番目に収録された第1番(BWV806)を楽しみます。このアルバムでは、アルティフォーニの自在な、ときには奔放な装飾を楽しむことができ、ちょっとトン・コープマンを想起させられますね。それほど、チェンバロにくっきりと個性が刻みこまれています。録音での使用楽器は、ミヒャエル・ミートケ(1702年製作)にもとづく、トニー・チネリー(1997年製作)のチェンバロ。調律はヨーハン・ゲオルク・ナイトハルトの調律法によっています。

CD : CDS7793.2(DYNAMIC)

CDS7793.2.

コメント ( 0 )




今週きいていくのは、アレッサンドラ・アルティフォーニによるイギリス組曲です。アルティフォーニ(1967年生)は、9歳からチェンバロをはじめたという、フィレンツェ生まれの鍵盤楽器奏者。長じてバーゼル・スコラ・カントールムで、通奏低音などをジャスパー・クリステンセンに学んだようです。2016年に録音されたアルバムでは、第2番、第1番、第5番(ここまでCD1)、第3番、第4番、第6番(ここまでCD2)という順番で収録されており、両CDともに短調と長調の組曲が交互に配されています。今日からはアルバムの収録順どおりにきくことにし、まず第2番を楽しみます。使用楽器は、ミヒャエル・ミートケ(1702年製作)によるトニー・チネリーのチェンバロです。

CD : CDS7793.2(DYNAMIC)

CDS7793.2.

コメント ( 0 )




三位一体節後第13日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる「汝ら、キリストの者と名のるともがら」です。このBWV164は、1725年8月26日に初演された全6曲からなるカンタータ。独唱によるアリア(第5曲は二重唱)とレチタティーヴォが交替する構成で、第6曲はコラールでしめられます。歌詞は、アリアとレチタティーヴォがザーロモ・フランク、コラールがエリーザベト・クロイツィガーです。

CD : BIS-SACD-1671(BIS Records)

BIS-SACD-1671

コメント ( 0 )




今週は、御喜美江のアコーディオンで、「平均律クラヴィーア曲集」の選集をを楽しんできました。2016年録音のアルバム「Das Wohltemperierte Akkordeon」(BIS Records BIS-2217)には、2巻の「平均律」から12曲が収録されており、第1巻の第1番にはじまり、これからきく同巻第24番でしめられています。アコーディオンの演奏は、鞴による、いわば息づかいとでもいうべきニュアンスの豊さが魅力のひとつ。この第24番でもそれはいかんなく発揮されており、プレリュードもじつに繊細です。

BIS-2217

コメント ( 0 )




これからきくのは、御喜美江のアコーディオンによるニ長調のプレリュードとフーガ(「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」)。音源は「Das Wohltemperierte Akkordeon」(BIS Records BIS-2217)で、2巻の「平均律」から12曲を選んだアルバム(録音は2016年)です。

BIS-2217

コメント ( 0 )




御喜美江のアコーディオンによるよる「Das Wohltemperierte Akkordeon」(BIS Records BIS-2217)、今日きくのは第1巻の第16番です。渋く、やや沈鬱な曲で、アコーディオンではどうだろうと思っていたのですが、意外といっては失礼ですが、4声のフーガも絶妙な息づかいで楽しめます。

BIS-2217

コメント ( 0 )




今日もきくのは、御喜美江による「平均律」。2016年録音のアルバム「Das Wohltemperierte Akkordeon」(BIS Records BIS-2217)には、2巻「平均律」から12曲が収録されており、これからきくのは、昨日と同じ第2巻の、番号も続きの第15番です。

BIS-2217

コメント ( 0 )




御喜美江が2016年に録音した「Das Wohltemperierte Akkordeon」(BIS Records BIS-2217)。表題は、もともとのClavierをAkkordeonにしたもので、2巻から12曲が選ばれています。今日これからきくのは第2巻第14番。フーガ(3声の3重)では御喜はかなり飛ばしていて、これがなかなかおもしろい味になっています。

BIS-2217

コメント ( 0 )




先週からきいている、アコーディオン奏者御喜美江の「Das Wohltemperierte Akkordeon」(BIS Records BIS-2217)。御喜は2巻の「平均律クラヴィーア曲集」から12曲を選んで録音しており、ここではアルバムの収録順どおりにきいてきています。今日これからきくのは第1巻の第13番。アコーディオンの響きが音楽をいっそうかわいらしくし、花畑にいるかのような気分にさせてくれます。

BIS-2217

コメント ( 0 )




三位一体節後第12日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)による「わが魂よ、主を頌めまつれ」です。このBWV69aは、1723年8月15日に初演された全6曲からなるカンタータで、第1曲、第3曲、第5曲は、1748年8月26日に初演された、市参事会員交代式のための同名のカンタータ(BWV69)に転用されました。このことからもわかるように、BWV69aはトランペットをふくむ大編成のカンタータで、第1曲の合唱も力強く華麗です。この録音でのBCJの編成は、合唱が16名(独唱者をふくむパート4名)で、オーケストラが22名。録音は1999年です。

CD : BIS-CD-1041(BIS Records)

BIS-CD-1041

コメント ( 0 )




御喜美江のアコーディオンできいている「平均律クラヴィーア曲集」。音源は、第1巻、第2巻、両巻あわせて48曲から12曲を選んで収録した「Das Wohltemperierte Akkordeon」(BIS Records BIS-2217)で、今週から収録順に楽しんでいます。これからきくのは第1巻の第22番。変ロ短調は3日目にきいた第2巻第22番に続いて2回目となります。御喜のアコーディオンの、波打つような浮遊感のある響きは、宗教的とでもいえるこの第22番にもいかされ、独特の味わいがあります。

BIS-2217

コメント ( 0 )



« 前ページ 次ページ »