三位一体節後第12日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)による「わが魂よ、主を頌めまつれ」です。このBWV69aは、1723年8月15日に初演された全6曲からなるカンタータで、第1曲、第3曲、第5曲は、1748年8月26日に初演された、市参事会員交代式のための同名のカンタータ(BWV69)に転用されました。このことからもわかるように、BWV69aはトランペットをふくむ大編成のカンタータで、第1曲の合唱も力強く華麗です。この録音でのBCJの編成は、合唱が16名(独唱者をふくむパート4名)で、オーケストラが22名。録音は1999年です。
CD : BIS-CD-1041(BIS Records)