毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日と明日きくのは、フェデリコ・コッリのバッハ。今日はニ長調のパルティータ第4番(「クラヴィーア練習曲集 第1部」)、明日はイタリア協奏曲(「クラヴィーア練習曲集 第2部」)で、ともに2018年録音の「BACH: PARTITA IV/ITALIAN CONCERTO/CHACONNE-Colli」(Chandos Records CHAN 20079)に収録されたものです。コッリは1988年生まれのイタリアのピアノ奏者。モーツァルト国際コンクール、リーズ国際ピアノ・コンクールでの優勝歴など、これからが期待される奏者のようです。ここでの使用楽器はスタインウェイのモデルD。解説書には奏者コッリによる演奏ノートもあります。

CHAN 20079

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先週から今週にかけてきいてきた、ラーフ・ヘッケマによる6曲の無伴奏チェロ組曲(Challenge Classics CC72769)。ヘッケマは1968年生まれのオランダのサクソフォン奏者で、チェロ(2017年)だけでなくヴァイオリン(2014年)の無伴奏もすでに録音しています。無伴奏ヴァイオリンはパルティータのみの録音ですが、3曲をそれぞれことなるサックスで演奏するという、無伴奏チェロと同じアイディアがすでに採用されています。これからきくチェロの第6番は、ビュッフェ・クランポン・プレスティジ(1985年)のアルト・サックスをもちいての演奏で、ある種、浮世離れした軽さ(よい意味で)があり、チェロとはちがう味を楽しむことができます。

CC72769

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これからきくのは、オランダのサクソフォン奏者ラーフ・ヘッケマによる無伴奏チェロ組曲第5番です。ヘッケマが2017年に録音した、6曲の無伴奏チェロ組曲のCD(Challenge Classics CC72769)では、組曲ごとにサックスをもち替えており、第5番は直管のアルト・サックス(ジャケット写真では右から3本め)をもちいて演奏しています。

CC72769

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先週後半から番号順にきいている、ラーフ・ヘッケマによる無伴奏チェロ組曲。ヘッケマは1968年生まれのオランダのサクソフォン奏者。このCD(Challenge Classics CC72769)ではたんに6曲の組曲をサックスで演奏するというだけでなく、それぞれの組曲をことなるサックスで吹くという趣向で楽しませてくれます。これからきく第4番は、めずらしいF管によるアルト・サックスを吹いての録音(2017年)です。

CC72769

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顕現節後第1日曜日にきくのは、カール・リヒターたちによる「わがイエスをば、われは放さず」(ARCHIV PRODUKTION 439 369-2)です。全6曲からなるこのカンタータは、1725年1月7日に初演。クリスティアン・カイマンの同名コラールにもとづく、いわゆるコラール・カンタータです。リヒターたちの録音は1967年。独唱者は、ロッテ・シェードレ、ヘルタ・テッパー、エルンスト・ヘフリガー、テオ・アダムで、管弦楽と合唱はミュンヘン・バッハ管弦楽団、同合唱団です。

439 369-2

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これからきくのは、ラーフ・ヘッケマのサクソフォンによる無伴奏チェロ組曲の第3番です。音源は、6曲の無伴奏チェロ組曲を6種のサックスで吹きわけて録音するという趣向のCD(Challenge Classics CC72769)で、この第3番はソプラノ・サックスでの演奏です。ソプラノ・サックスによって音楽の重心が高くなり、プレリュードや舞曲もじつに華やかです。録音は2017年です。

CC72769

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昨日からききはじめた、ラーフ・ヘッケマのサクソフォンによる6曲の無伴奏チェロ組曲(Challenge Classics CC72769)。今日これから楽しむのは第2番です。6曲の組曲を6種のサックスで吹くいうという企画で、第2番はテナー・サックス(セルマーの「アドルフ」サックス)をもちいての演奏。録音は2017年です。

CC72769

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今週後半から来週前半にかけて楽しむのは、ラーフ・ヘッケマ(サクソフォン)による6曲の無伴奏チェロ組曲です。ヘッケマが2017年に録音したCD(Challenge Classics CC72769)でおもしろいのは、6曲の組曲それぞれにことなったサックスをもちいて演奏しているところ。サックスによる無伴奏チェロ組曲はいろいろありますが、このような企画はこのCDのみかもしれません。CDには無伴奏チェロ組曲が番号順に収録されていますので、その順番どおり第1番からきいていきます。第1番のサックスはCメロディ・サクソフォン(C管テナーサックス)です。

CC72769

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これから楽しむのは、アンドレーアス・ボーアゴーによる「ゴルトベルク変奏曲」(BIS Records BIS-2399)です。ボーアゴーは、1981年生まれのデンマークのアコーディオン奏者。アコーディオン編曲による「ゴルトベルク変奏曲」には、いくつか録音がありますが、ボーアゴーは、ベーレンライター原典版をもちいて演奏しています。じっさいのボーアゴーの演奏は、CD2枚、90分ほどの演奏時間で、じつにていねいに、それでいてアコーディオンらしく軽妙です。使用楽器は、ジュピターのアコーディオンとのことです。

BIS-2399

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昨日に続き今日もきくのは、ジェニファー・コーによる無伴奏ヴァイオリン・パルティータ(Cedille Records CDR 90000 134)。昨日は第3番でしたが、今日は有名なシャコンヌ(チャッコーナ)をふくむ第2番(2012年録音)です。コーの演奏は、アーティキュレーションやビブラート(つまり両手による表情づけ)にこまやかな配慮がみられ、いかにも現代的なものとなっています。いつもきいているピリオド楽器による演奏とくらべても、あまり違和感なく楽しむことができます。すでに「Bach & Beyond」の第2弾も発売されており、そちらも期待できそうです。

CDR 90000 134

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これからきくのは、ジェニファー・コーによる無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番です。進行中のプロジェクト「Bach & Beyond」にもとづく同名のCD第1弾(Cedille Records CDR 90000 134)に収録されたもので、この第3番は2012年に録音されています。CDにはバッハのほか、ウジェーヌ・イザイ、カイヤ・サーリアホ、 ミッシー・マッツォーリの作品も収録されていますが、ここできくのは今日のパルティータ第3番と、明日の同第2番のみ(ほかの作品もおもしろいのですが)。コーはアメリカのヴァイオリン奏者。第10回チャイコフスキー国際コンクール(1994年)で1位なしの2位に アナスタシア・チェボタリョーワとともに入賞しています。

CDR 90000 134

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顕現節(1月6日)にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「いと尊きインマヌエル、虔(ただ)しき者らを率いたもう君侯(きみ)」です。このBWV123は、1725年1月6日に初演されたカンタータ。アハスヴェールス・フリッチュの同名コラール(全6節)による、いわゆるコラール・カンタータで、全6曲中第1曲と第6曲の歌詞に、詩の第1節と第6節がそのままもちいられています。ガーディナーたちの録音は、バッハゆかりのライプツィヒのニコライ教会で、2000年に録音されたもの。独唱者は、サリー・ブルース・ペイン、ジェイムス・ギルクリスト、ピーター・ハーヴィ。管弦楽と合唱は、ングリッシュ・バロック・ソロイスツとモンテヴェルディ合唱団です。

CD : SDG 174(SDG)

SDG 174

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これから楽しむのは、ディエゴ・ファゾリスとイ・バロッキスティによる管弦楽組曲(2001年録音)。一昨昨日の管弦楽組曲第3番から収録順に、第2番、第1番ときいてきて、今日は第4番です。収録順は演奏効果順とみられ、第4番ではトランペットとティンパニーが回帰します。ファゾリスたちの演奏はとても力感があるものですが、ゴツゴツしたところはなく、音楽がよく歌われています。ところで、今週きいた4曲の組曲のほか、ファゾリスたちは6曲のブランデンブルク協奏曲も録音しており、こちらはさらにおもしろい演奏となっています。

CD : 47649-8(ARTS)

47649-8

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今日これからきくのは、一昨日からきいているディエゴ・ファゾリスとイ・バロッキスティによる管弦楽組曲(序曲)。2001年に録音されたアルバムには、4曲の組曲が第3番、第2番、第1番、第4番の順で収録されており、一昨日からのその順で楽しんでいるので、今日は第1番ということになります。このBWV1066はこのブログでももっとも頻繁にきいている作品のひとつで、これで22回めです。

CD : 47649-8(ARTS)

47649-8

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これからきくのは、ディエゴ・ファゾリスとイ・バロッキスティによる管弦楽組曲の第2番(BWV1067)。おそらく最小限の編成(室内楽編成)での録音で、フルートはステファノ・ベート。ほかの組曲では指揮専念のファゾリスですが、ここではチェンバロを弾きながらアンサンブルをリードしています。録音は2001年です。

CD : 47649-8(ARTS)

47649-8

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