毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




復活節後第2日曜日にきくのは、シギスヴァルト・クイケンとラ・プティット・バンドによる「われは善き牧者なり」です。このBWV85は1725年4月15日に初演されたカンタータ。アリア(B)、アリア(A)、コラール(S)、レチタティーヴォ(T)、アリア(T)、コラール(4声体)という、OVPPにちょうどよい独唱曲が連なる構成。録音は2008年で、歌手はゲルリンデ・ゼーマン、ペトラ・ノスカイオヴァ、クリストフ・ゲンツ、ヤン・ファン・デル・クラッベンです。

CD : ACC 25311(ACCENT)

ACC 25311

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今日これから楽しむのはドイツのピアノ奏者、アレクサンドラ・ソストマンによるプレリュードとフーガ 第6番(「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」)です。昨日、一昨日と同じ「Bach & Contemporary Music」(TYX Art TXA13036)に収録され、録音は2013年。CDではこのニ短調のプレリュードとフーガのすぐあとに、ドミートリイ・ショスタコーヴィチの同調のプレリュードとフーガが(「24の前奏曲とフーガ 作品87」)がおかれ、CDがしめくくられます。ちなみに、「24の前奏曲とフーガ」は、バッハ没後200年記念を通じ構想、作曲されたものです。

TXA13036

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今宵きくのはアレクサンドラ・ソストマンによるイギリス組曲第2番。昨日のトッカータと同じく、「Bach & Contemporary Music」(TYX Art TXA13036)と題されたCDに収録されており、録音は2013年におこなわれています。ここできくイギリス組曲第2番をふくめ、バッハの3曲はいずれも短調。ソストマンの好みなのか、なにか意味があるのか(20世紀の作品との関連性とか)は不明です。

TXA13036

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今日から週末まできいていくのは、アレクサンドラ・ソストマンの「Bach & Contemporary Music」(TYX Art TXA13036)です。2013年に録音されたCDには、バッハが3曲と、ソフィア・グバイドゥーリナ、テリー・ライリーら、20世紀の作曲家の9曲が収録。ここできくのはもちろんバッハのみで、収録順どおりにハ短調のトッカータから楽しむことにします。なお、ソストマンは1970年生まれのドイツのピアノ奏者です。

TXA13036

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これからきくのは、エリーゼ・ノイマンのギターによる、ハ短調のリュート組曲(CARPE DIEM CD-16315)です。ノイマンはドイツのギター奏者で、2011年、バリオス国際ギター・コンクールでの最優秀賞など、複数のコンクール受賞歴のあるすぐれた奏者。録音(2017年)でもちいられているのはダニエル・フリーデリヒの1969年製のギターで、深みのある柔らかい響きが楽しめます。

CD-16315

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これからきくのはアレッシオ・バックスのピアノによる、「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番」です。バックスは1977年生まれのイタリアのピアノ奏者。この演奏は「Bach Trancribed」(Signum Records SIGCD156)と題されたCDに収録されており、レオポルド・ゴドフスキー(1870年生まれのポーランドのピアノ奏者)の編曲版をもちいています。バックスのピアノはフーガ(第2楽章)やプレスト(第4楽章)など推進力があっておもしろいのですが、ゴドフスキーの編曲もおもしろいですね。アダージョ(第1楽章)でフーガの主題を引用するなど、自由すぎるぐらい。楽譜もすごいです。

SIGCD156

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これからきくのは、アンドリュー・ランジェルによる「アリアと変奏」(STEINWAY & SONS 30126)です。この変奏曲は感傷的な主題のアリアと10曲の変奏からなっており、「アンドレーアス・バッハ本」に所収。ランジェルは、1948年、シカゴ生まれのピアノ奏者で、バッハの録音も多数あります。ここでの演奏は即興性ゆたかで、とても楽しめるもの。変奏曲が収録されたランジェルの「A Bouquet of Bach」(2018年録音)は、くつろいできける、親しみやすいプログラム構成となっています。

30126

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復活節後第1日曜日にきくのは、ヘルムート・リリングたちによるカンタータ「死人の中より甦りしイエス・キリストを覚えよ」(Hänssler Classic CD 98.459)です。録音は1998年なので、リリングのカンタータ全集とはことなる音源ということになります。同カンタータは1724年4月16日に初演されており、歌唱部4声のほか、ホルン、フルート、2部のオーボエ・ダモーレ、2部のヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音という編成です。リリングの指揮のもと歌うのは、インゲボルク・ダンツほか3名の独唱者とゲヒンガー・カントライ。管弦楽はシュトゥットガルト・バッハ・コレギウムが担当しています。

CD : CD 98.459(Hänssler CLASSIC)

CD 98.459

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これからきくのは「今日 神の子は勝利の凱旋をなしたもう」(BWV630)。この曲は今週きいていきたオルガン・コラールと同じく、「オルガン小曲集」所収のコラールです。オルガン演奏はスティーヴン・ファー。弾いているのは、ヴァルタースハウゼン市教会のオルガン(トビアス・ハインリヒ・ゴットフリート・トロスト建造)で、録音は2019年です。

CD : RES10259(Resonus)

RES10259

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昨日に続き今日もきくのは「オルガン小曲集」所収のコラールで、復活節のための「栄光の日は現れたり」(BWV629)です。オルガンはスティーヴン・ファー。使用楽器は、トビアス・ハインリヒ・ゴットフリート・トロスト建造のヴァルタースハウゼン市教会のオルガンで、録音は2019年です。

CD : RES10259(Resonus)

RES10259

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これからきくのは「オルガン小曲集」所収のコラール「キリストは甦りたまえり」(BWV627)で、オルガン演奏はスティーヴン・ファーです。弾いているのはヴァルタースハウゼン市教会のオルガン(トビアス・ハインリヒ・ゴットフリート・トロスト建造)。録音は2019年です。

CD : RES10259(Resonus)

RES10259

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復活節はおわりましたが、今週のこりも続けて、復活節のためのコラール(「オルガン小曲集」)をきいていきます。これからきくのは、ハンス・ファーイウスのオルガンで「聖なるキリストは甦りたまえり」(BWV628)。使用楽器は、マリエフレッド教会(スウェーデン)のオロフ・シュヴァン建造のオルガン(1787年建造、1887年と1935年に改修)で、録音は1986年です。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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復活節第3日にきくのは、ハンス・ファーイウスによる「われらの救い主なるイエス・キリストは」(BWV626)です。この曲は「オルガン小曲集」所収の復活節のためのコラールで、同名コラール(BWV364)と同じ定旋律にもとづいています。ファーイウスの弾くのは、スウェーデン、マリエフレッド教会のオロフ・シュヴァン建造のオルガン(1787年建造、1887年と1935年に改修)。録音は1986年です。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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復活節第2日にきくのは「キリストは死の縄目につながれたり」です。このBWV625は「オルガン小曲集」所収の復活節のためのコラール。今週はこのあとも同曲集の復活節のためのコラールを、スティーヴン・ファーとファーイウスのオルガンできいていく予定です。このコラールの演奏はファーで、ヴァルタースハウゼン市教会のオルガン(トビアス・ハインリヒ・ゴットフリート・トロスト建造)を弾いての録音(2019年)です。

CD : RES10259(Resonus)

RES10259

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復活節第1日にきくのは、マシュー・ホールズとレトロスペクト・アンサンブル(旧キングス・コンソート)による「復活節オラトリオ」(BWV249)です。レトロスペクト・アンサンブルは、管弦楽25人、合唱17人という編成で録音(2010年)。第5曲(ヤコブの母マリア)のアリアでのフルート独奏はじつに美しく、清廉な雰囲気のアリアを彩ります。これを歌うキャロリン・サンプソンをふくめ、独唱者もよい歌手が参加しています。なお、第2曲のアダージョはフルートではなくオーボエの独奏です。

CD : CKD 373(Linn Records)

CKD 373

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