将司(まさつかさ)に浴びせ倒しに敗れました。
二度目の連勝ならず5-4。
2時55分速報。(この記事は書きかけです。)
===================
九日目、里山(鹿児島県大島郡笠利町)の相撲 (対 将司=まさつかさ、青森県西津軽郡深浦町、身長 183.0cm
体重 132.0kg)
行司「まったなし!」
「(式守)錦之助が軍配を返しました。」
「手をついて!」
将司の左足が痛々しい。まともに座れない。
六日目から三連敗の将司、今日、是非勝って勝って、星を五分にしたいところ。
仕切りから、気合が入っていた。(今思えば)
立ち合い。
将司、早い、速い、立ち合い。里山、完全に遅れる。”待った”、ぎりぎりに見えた。
アナウンサー、第一声「踏み込みは将司」
里山のお株を奪う速い動き、休まず攻める将司。
攻め込まれながらも里山、西土俵、踏ん張る。
将司、休まない。
里山土俵際を背にして、フットワーク、あっという間に東土俵際。
「すくって残したぁ!」里山。
土俵中央に戻る。
なおも将司(まさつかさ)、厳しい、のどわの攻め。前に出る。
「さがらない里山ぁ!(←「あ」にアクセント、続けて→)もろ差しぃ!(「ぃ」に最も強いアクセント、この相撲のクライマックスです。
しぶとくねばり、西土俵に下がりながらも、一瞬、将司の左まわしに手が掛った瞬間。
将司、それを許しません。
将司に頭をつけられ、里山あごが上がります。頭を左右に振りながら、体勢を変えたいところ。もがきます。
将司、休みません。うーん、えらい。
「おっつけて出ます!」(←将司がいよいよ勝負をかけます、アナウンスやや遅れ気味))。
再び、西から東。テレビこちら側を右から左は駆ける、両力士。
東土俵際(画面左)
将司、里山の首に手を回しながらなだれ込む形。
なおも里山、土俵際から、強靭なねばり腰で、うっちゃりを試みますが、速い動きのなか、俵に足をとられ、バランスをくづして、土俵上に倒れこんでしまいます。
「土俵際ぁっー!、あーっと(←調子を落として)、体をあずけました。(←あっさりと)」
一息おいて、アナウンサーゆっくりした口調で
「浴びせ倒し、将司の勝ち」
再び、午後の紅茶の時間が、国技館を支配します。
もろざし=双差(し)、両差(し)=両手を相手のわきに差し入れること。左右とも下手(相手の腕の下から自分の腕を差し入れ相手のまわしをつかむ)を取ること。
==================
今日の土俵入り。化粧まわしは、地元紙、県紙などでも紹介された、里山の母校、鹿商(Kasyo 鹿児島市)の同窓会、相撲部OB、教職員から贈られたもの。(里山は同校創立111年の歴史で初の関取)
テレビ画面では、紺の地に金の縁取り。中央に大きく、桜のデザインに商の文字の校章とその下に小さな枝に桜の花の図柄。
その下に鹿児島商業高等学校の文字が読めた。
今日の土俵入りは、里山先頭なので、土俵を一周して他の力士が土俵に上がりきるまで土俵上で待つ里山と化粧まわしが映し続けられた。
わが放送机の仮設放送機材設備拡充のお知らせ。
皆様に、TV桟敷の臨場感をお届けするため、これまで、TV視聴の記憶のみに基づいてこの記事を書いてまいりましたが、今回、これを補完するするための、予備の記憶媒体としてビデオデッキ一基を導入、あわせて大学ノート一冊、
消しゴムつきHigh Quality Tombow-2558 HB一本が備え付けられました。
ビデオデッキは押入れ内で行なわれた厳正な入札の結果、SHARP VC-HF920が採用されました。(写真参照,、上が採用されたマシン)
デッキ配線に伴い、TVアンテナからのフィード線の接続点の改修工事が合わせて行なわれました。工事には、粘着テープ約10センチメートルが使用されました。
これによってわが放送机の14インチTVの鮮明度には、著しい改善がみられ、みぞれまじりのシマ模様を伴う難視聴時間帯は、ほぼ完全に解消されるだろう、との報告を受けています。
これらの設備の常設化につきましては、大相撲初場所千秋楽を待って検討することにします。