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大相撲春場所初日、里山、旭南海共に白星スタート

2006年03月12日 | スポーツ

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↑龍郷町立秋名(たつごうちょう、あきな)小学校の土俵、昨日

早いもので、大相撲3月場所が始まりました
大阪府立体育会館

里山(さとやま)、白星スタートです。旭南海も勝ち。

里山(大島郡笠利町>突き倒し>海鵬
旭南海(徳之島、天城町)>寄りきり>若兎馬(わかとば)●

里山の初日の相撲

「まあ、幕内の注目ももちろんなんですが、この十両の土俵もこのところ非常に若手と若手の台頭が著しい、いい相撲が目立ちます。その中でも、先場所の好成績(9-6)をおさめた十両ニ場所目、里山、まず土俵に上がります。解説のタツタガワさん、この里山は、体は大きくはないですけれども・・・」
「そうですね、うまいですよね、相撲が・・・」
「うまいですね」
「とにかく相撲がうまいですね、あのーなんていいますか・・このーねばっこいと言いますかこのー、相手に・・ーーーーー小さい体でよくがんばっていると思いますよ。」

「とにかく、このぉ、低い攻め、相手に、こう、うまくとらせない、そんな相撲を取ります。」

時間です。

塩を撒き、里山が右手でポン、ポンと二回(海鵬は、わき腹のあたり、ボン、ボン、ボンと三回だった)、前褌のあたりをたたく音。
その指先の塩、なめなかった。

気合十分。自信も十分に見えた。
だが落ち着いている。ふともものあたり、先場所とくらべ、ふっくらとまるみがある。

「制限時間一杯です。対するは海鵬」←みな分かってるが、いちおう。

手を付いて!

がツン、

「低い当たり、海鵬、ちょっと引いた、海鵬、左の上手、しかし下がらない、里山が出ていく、」←「く」にアクセント

頭を低くし、ぐいっと向きを変えて出て行く里山に、難なくまわしを切られた海鵬は、もはや、なすすべなく、浮き足立ち、引きながら、土俵をまわらされている印象。

TV画面手前右、正面西側(西北、北方の守護神 玄武神(げんぶしん=黒い亀)  冬
黒房 コーナーのあたり、里山の突きで俵の上でしゃがみこむかっこうになった、海鵬、そこへ休まず、里山さらに腰を落とし、歌舞伎役者のようにパン、パンとふた突き。
里山の腕にすがるようにしながら、海鵬は、しりもちを付くほかなかった。

ぱん、ぱん、

「押し倒しました、里山の勝ちです。」

貫禄さえ、ただよう、決まり手「突き倒し」の勝ち。うーむ。

「海鵬も右の足首を痛めていたので、十分に残せません。」←先に言って下さいな。

大きな歓声のあとの拍手、ここまで続いた。

向こう正面、前列、TV画面左下に着物姿の美人のひとが写った。笑顔で拍手をしていた。他にもたくさんの人たちが拍手をしていました。

「まあ、それにしましても、どんどん出ていきますねぇ、いい相撲でしたねぇ」

「いい相撲でした・・・

スロー再生を見ながら、放送席、「うまい相撲ですね」「いい相撲ですね」

「まあ、とにかく、こういった、新しい力の台頭が・・活躍、目を引いています。」

このあとカメラは放送席へ。そこでも「里山をはじめとした」新しい、若い力の台頭が十両の土俵を非常~におもしろくしている、と強調した。

里山の相撲は、だいたい3時13分。総合TV、二番目の取り組み。
このときすでに、館内、「満員御礼」の垂れ幕。