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大相撲6日目、里山、復調、申し分ない相撲で3-3。旭南海、絶好調、初日から6連勝は自己新

2006年03月17日 | スポーツ

060317illustration ←拡大します。

BS-1で3:10からの放送。

●大翔大 だいしょうだい0-6)は、日大相撲部の里山の先輩。
6歳差の初めての対戦。

待ったなし、ごつん!

「低くいった里山、引いた、かいなをたぐった、送り出し!里山の勝ち」
ここまで二秒くらい。

「当たってからのいなしと言いましょうか、たぐり、で勝機を見出した里山です。」

<スロー再生>←昔、大昔、分解写真といっていた。よく光ったものだった。
本日ビデオデッキを替えた。

コマ送りで「当たってからのいなしと言いましょうか、たぐり」を分析する。

完全図解 上の写真をクリックして下さい。

里山は西方(にしかた)なので画面右、時計でいえば3時の位置。

ごつん、頭と頭。

大翔大の踏み込みは悪くない。
頭が下になったのは里山。(写真右へ2枚目)

瞬間、大翔大は上体を上げられている。

里山の上体41度。背中には勢いが見える。(写真2枚目)

前褌(まえみつ)を狙う大翔大の右腕(かいな)は里山の左腕で、激しく絞めつけられ、阻止されている。すごいものだ、プロの世界。(写真3枚目)
里山は、十両最軽量、こうでなくっちゃ、この位置は、。

左腕はどうか。まだ、よく見えない。

実はここからがすごい。

コマ送る。

里山の狙いは大翔大の左かいなだった。

大翔大もすごい。
右をはねのけらると(写真4枚目)すかざず、左で前褌をねらっている。(写真4枚目)

里山はそれを待っていた。

頭をその大翔大の左かいなに押し付け、腰を落とし、両手でつかみ、グイッと引く。(写真5枚目)

(3枚目と5枚目で、大翔大の足がわずかに後退しているところにご注目。里山のあたりの強さを物語っています。この一番のポイントです。あたったあとも前に出る姿勢。このことで里山の「いなしと言いましょうか、たぐり」は十分な効果を発揮し、ここですでに勝負あった。)うーむ。

コマを送るたび里山は右足を軸に12時の方向へ回転していく。(写真5、6、7,8、)計ったわけではないが、ここまで立合いから1・6秒。

大翔大が前につんのめりながら3時の方へ駆け込んで行く。
里山は、いつのまにか12時の方に背中。(写真8枚目)

腰を下ろして、大翔大のわき腹に頭をつける格好で顔が見えない。

素晴らしい。こうなると、飛んで火にいる大翔大。(写真8枚目)

まだ土俵中央。終始、頭は上がらない(写真2~9)
一押し、4時の方角(黒房)へ突き出す。(写真9枚目)

あとは里山、腰を落とし、一歩二歩(写真10、11、12枚目)、大翔大のまわしの結びの目のあたりに手をそえるようにして見送った。(写真最後)決まり手、送り出し

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大相撲、春場所6日目 ソクホウ 4:03

○里山(3-3)>送り出し>●大翔大 (だいしょうだい 0-6)
○旭南海(6-0)>寄り倒し>●大雷童(だいらいどう  2-4)

6日目を終わって十両の全勝力士

旭南海 

豊真将(ほうましょう)

把瑠都(ばると)エストニア・ラクヴェレ出身、三保ヶ関部屋

の3人

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