奄美 海風blog

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大相撲14日目、里山3連勝、勝ち越し決定。旭南海、11勝目ならず。

2006年03月25日 | スポーツ

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↑奄美市小湊(こみなと)の土俵へ

大相撲春場所14日目

里山(8-6)>押し出し>●大真鶴(だいまなづる7-7 )
旭南海(10-4)<寄りきり<○把瑠都(ばると 14-0)
Satoyama pushed big Daimanazuru out for his majority win.
Kyokunankai was forced out by giant Estonian Baruto who had clinched jyoryo title yesterday.
It's Kyokunankai's 4th loss.

(マジ、チャッカ つよい 把瑠都)

14日目里山の相撲

3時45分過ぎの相撲。少し前に総合TVもやって来た。
十両最軽量の里山、連日大きな相手に真っ向勝負。あくまで正攻法。けれんみのない相撲に多彩な技。大阪府立体育会館のお客さんの里山への注目は日増しに高まっている。

時間です。行司、木村恵之助が裁きます、あざやかなオレンジ色の装束。両者勝ち越しのかかった一番。

「手をついて」
======(客席に和服姿の美人のひと、初日にみた人と同じひとかな)
「まったなし」

さあ、たった!。

里山「もぐる!」
「もぐらせない、大真鶴」(198cm、167kg)

大きい体で、そのまま土俵際へ。(あげ、だめか)
右手で、まわしをガードしながらの寄りは、あまり威力がない、大真鶴。
里山、強靭な足腰でこらえて、こんどは土俵中へ押し戻した。

ここで両者動きが止まる。

里山、浅いながらも、諸手刺し
大真鶴、腰高だ。

さあ、こうなると里山、どんな技がとびだすか。(かたずをのんで、どきどき)

大真鶴が右を刺しにきた、その時。

里山が、大真鶴の右腕を下に引張ると同時に出し投げ、それと同時に、体を入れ替えながら、右からのいなしというか。
ひとつひとつの技は、目にもとまらないが、全体をあわせると、実に「うまい相撲ですねぇ」。

あとは、バランスを崩した大真鶴を一突き。ふた突き目は、勝負あったあと、軽く駄目押し、正面土俵。

「押し出し!里山の勝ち」「里山、これで新十両から二場所連続での勝ち越しです」

6日目のあの相撲を思い出した。

2006.03.17
大相撲6日目、里山、復調、申し分ない相撲で3-3。旭南海、絶好調、初日から6連勝は自己新

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↑奄美市小湊

放送席の「しらざきさん」←レポート、よしださん。
「はい」
「今日は正面に、師匠の三保ヶ関親方(元大関増位山)が座ってますけどもね、えー、この里山については、小さな体でね、けれんみ(外連味=はったりや、ごまかし)のない相撲、よくがんばっていると、いう話をしていますね。」

「はい」

「あのう、今場所の十両優勝を昨日決めたバルトと、それからこの里山、共に、あの、三保ヶ関部屋でね、えー、ほんとに、あの、だまっていてもよく稽古をしてくれると、手のかからない、いい弟子です、とそんな話もでていましたね。」(笑)

イヤホンをした勝負審判の三保ヶ関親方が映る。

旭南海、明日、11勝目はどうか玉力道(たまりきどう 8-6)との対戦。

旭南海の幕内昇進の可能性について(記事、中ほど)