↑奄美大島南部、瀬戸内町阿木名(せとうちちょう、あぎな)の土俵(13日)
●里山(2-3)<押し倒し<○北勝岩(ほくといわ3-2)
○旭南海(5-0)>押し倒し>猛虎浪(もうこなみ3-2)
大相撲、春場所5日目、里山の相撲(一部Fiction)
「里山が低く出ます。」
「前まわしを狙う里山」
「北勝岩がそれをさせません」
軽快なフットワークでもぐり込もうとねらう里山。
起こしにかかります北勝岩
解説「こういう時、引きたくなっちゃうんですがね、」
「よくガマンして」、里山のいなしにも耐えます。
徹底的に起こして、前に出た、北勝岩、本来の相撲で、里山を土俵正面に押し倒した、大きな体を生かしての会心の三勝目。
決まり手「押し倒し」
今日の解説、質問を待たずに、アナウンサーをリードします。
ここからFiction
”里山のこの、いなしですね、十分効果があったと思うんですが、今日の一番、どう、ご覧になりますか”
おじさん”うーん、そうですね、はい、負け続くと、おー、私のこのぶろくも、止まっちゃう可能性も、おー、十分にありますのでね、ま、そうですね、里山には、あー、ひとつ、うー、がんばってもらいたいですね、あ、まあ、勝ち越しはだいじょうぶだと、おー、思いますけどねぇ。”
”ほほう、そう、おっしゃいますのは?”
”ええ、ま、5日目を終わった、星数がですね、先場所と同じですからね、(2-3)ですか、ああ、ま、ジャッカン、右と左がちがいますがね、ま、いわゆる、ひとつの、おー、Dataですね”
”はー、なるほど”
”はい、連敗のあと、同じだけ連勝していますからね、先場所はですね、ですから、あー、心配はしていません、はい。
明日から、破竹の3連勝ということも十分、ありえますからね”
”なるほど、じゃ、明日の大翔大(だいしょうだい)戦、ぜひ、期待しましょう”
fiction ここまで
旭南海は、5戦全勝。
十両五場所目を向かえ、自分の取り口を着々と確立してきている。天性の相撲のうまさに磨きがかかり、放送席も絶賛している。立ち合い前には、うっすらと胸板に汗が光り、肌艶もよい。
取材のアナウンサーに、「食欲もあり、十分よく眠られる」、と話している、という(きのう?の放送)。