大相撲春場所3日目、里山の相撲
立ち合い、
ごつん、鈍い音。
泉州山が踏み込みますが、、下から行こうとする里山。
突き起こす泉州山、里山の突き押し
負けていません里山。「あーとっ!一回転した里山」
とまあここまでは、フツウでした。
土俵際に追い込まれた泉州山、俵に一本足たちで、
ここで勝負あったと思いました。
<歓声>とどよめき
勢い余ったたか、里山
「あーとっ!一回転した里山」
再び、こちら側に向きを変え、泉州山を押し込みます。
それを、しぶとく残します、泉州山。
圧巻はこれからでした。
里山二度目の一回転、土俵中央で起こります。
里山左下手、背中はこちら側、半身の体勢。
頭は泉州山の左脇の下に抱えられ、動きが取れません。
このとき里山どうしたか?
自らの左下手を引き抜き、抱えられた頭を軸にして右肩を下に一回転の、離れ業。
館内<うおぉー>
泉州山の右手を払い、間髪いれず、向きを変え、再びこちらへ攻め込みます。
ややおくれて「おーっと、一回転した!」ほんとに驚いた様子。
土俵際「そして突っ張る」里山
それを泉州山しぶとく残すもんだから館内大変です。
十両BS2の土俵とは思えない大歓声。
それは名瀬か?。泉州山は地元大阪府堺市出身なのであります。
ここから、アナウンサーのテンション一段と上がります。
里山、泉州山を引き戻し、反対側の土俵際へ「かいなをたぐり、せめる!攻める!攻めるっ!」←大きな声、一回多いかも?クライマックスです。
<しり上がりの大歓声>ワレンバカリのすごい大歓声。
ここで勝負あったと思った。
泉州山、またまた、残します。里山後一歩の詰めを欠きます。
大相撲になりました。
あまりの歓声に席に戻る途中のお客さんが、花道に溜まって土俵を見つめています。
投げの打ち合い 、歓声。
「残します!」
「魅せます、両者」
「一分半が過ぎました!」
両者、息が上がります。
「出る!泉州山!」
寄り切り、泉州山の勝ち。
「見ごたえ十分な相撲でした。館内大きな拍手です」
勝ち名乗りのあと、息を切らして土俵を降りる泉州山。
「ああーっ。この表情です。」
「いやあー、両者すごいですねぇ」
「そうですねぇ」