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雌雄異熟(しゆういじゅく) 植物 について調べる

2008年11月11日 | 植物

こ前の前の記事で「雄性先熟」(ゆうせいせんじゅく)について調べたので

「雌性先熟」(しせいせんじゅく)については簡単に述べると

植物の雌雄先熟とは、
種子植物において、ある花期のうちに個体内の個々の花が雌から雄へと性表現(ふるまい)を変えることを指す。

雌雄先熟は
一般に風媒花の植物に多く見られる(イネ科、カヤツリグサ科など一般に昆虫などを誘引するための花弁(はなびら)は発達しないので美しくない)。

===さて、

ふつう、花は一つの花におしべとめしべを備える雌雄同花(しゆうどうか)のものが多い。
このような花を「両性花」と呼ぶ。

これに対し、めしべかおしべのどれか一方だけしかそなえていないものは雌雄異花(いか)
その花を「単性花」という。

単性花にはキュウリ、カボチャ、スイカ、カラスウリなどがある。

今回は「両性花」のなかで、「雌雄異熟」(しゆういじゅく)について述べ
「雄性先熟」「雌雄先熟」のまとめとしておきたい。

雌雄異熟」とは簡単に言うと、両性花が(個体内あるいは花序内での)自家受粉(同花受粉)を避けるため、
おしべが)花粉を成熟・拡散させる時期と、めしべが成熟するタイミングをずらすことである。(おしべめしべの時間差成熟)

花粉媒介者によって送分される遠くの固体から受粉して、多様な遺伝子の組み合わせで固体の多様性を維持しようという戦略である。

雌雄異熟について具体的に調べる前に、
動物の場合の雄性先熟 雌性先熟について調べその概念を明確にしておきたい。

 

つづく


大相撲九州場所3日目 里山休場 奄美場所 巡業日程

2008年11月11日 | 大相撲

大相撲11月(九州)場所3日目

東幕10 琴国 2勝0敗  ○  不戦 ●  1勝1敗  里山 西幕9

東十6 旭南海3勝0敗  ○ 寄り倒し ● 玉飛鳥0勝3敗  東十8

里山の休場の理由は放送からはわからなかった。

九州場所ご当所力士、3連勝と好調の十両・旭南海の取り組みでは
放送席でも奄美地方での巡業の話題がでた。

平成20年大相撲冬巡業スケジュール

奄美市

12月10日(水) 
12月11日(木)

鹿児島県奄美体験交流館

奄美市住用町大字見里1084-1 大相撲奄美場所実行委員会事務局
TEL : 0997-53-0722
FAX : 0997-53-0738

里山は2006年12月の徳之島巡業の前の九州場所でも、前日の豪栄道戦で足を痛め14日目から休場。徳之島場所を欠場し治療に専念したことがある。


キク科の観察2-2 ツワブキ 雄性先熟

2008年11月11日 | 植物

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↑ つぼみから観察した あのツワブキ きょう

ツワブキは、キク科の花の特徴の観察に最適である。

キク科の花の特徴

舌状花と筒状花とよばれる多数の花が集まって頭花を形成する。
このような花を集合花という。

舌状花=花びら部分。しべは退化していて
黄色い花びらはチョウなど誘引するはたらきをする。

筒状花は真ん中の多数の小さな花の集まり。管状花ともいう。

↑ 以上はすでに観察 勉強した。

081111tsuwabuki1

今回は、

筒状花の開花のようすを時間をおって観察する。

葯の中から、先ず花粉をつけたおしべが成長する。

葯(やく)= 雄しべの一部で、花粉をつくる器官(茶色のすじ(↑写真)で5枚の花弁がわかる)

そのあとおしべの役目が終わったころめしべが成長する(花柱)。

花柱が2つに分かれ、その分かれ目が頭柱となり、頭柱に花粉がつくと受粉となる。

このようなしくみは「雄性先熟」(ゆうせいせんじゅく)とよばれ
自家受粉(同花受粉)はほとんど避けられる。

植物の場合の「雄性先熟」とは、種子植物において、ある花期のうちに、個体内の個々の花が雄から雌へと性表現を変えることを指す。

雄性先熟 google

また筒状花は周辺の花から先に成長している。
これは他の個体からの受粉もおこりやすくする工夫か?

自家受粉 他家受粉それぞれ短所と長所がある。

参考サイト

http://www.rakuten.co.jp/gardensk/438028/436151/747214/747234/

http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/tsuwabuki.html

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