峠の並木全体を、ざっと 見て、この木だけ(ほかにあったらごめん)が、つぼみを膨らませていた。
↑ 今年の正月元旦 開花が、いち早く咲いていた本茶峠のヒカン桜(咲き始めは29日)
上の写真は、この木のきょうの様子です。やはり早咲きの木は決まっている。
名瀬から峠を越して100メートルほどのところにある。
↑ 大勝(おおがち)寅年会のみなさん、ありがとう。さくらより。
長い峠道(旧国道)は、この先、大勝(おおがち)
坂を下り切ったあたりに、川内という、バス停のあとがある。
その川内のほとんどを有していた岡家について学ぶ。(籾 芳晴 著『碑のある風景』P49
幕末、龍郷に流されていた西郷隆盛や、瀬戸内町阿木名村に流刑となっていた重野安繹g (しげの やすつぐ歴史学者 日本初の文学博士) らとも親交があり唐通事としても高く評価された島の学者、岡 程進儀(孫は、わが国最初(明治18)の判検事試験に合格し、反骨の判事として島の農民たちのため「差別」と闘った岡程良)が中国から持ち帰った桜が本茶峠を飾る桜の親木ともいわれている。(以前にものべた)
ヒカン桜の観察は奄美の地理や歴史ともかかわっているのだった。