奄美 海風blog

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『琉球・沖縄と海上の道』 and 『小林秀雄とベルクソン―「感想」を読む』

2010年08月31日 | 本と雑誌

22時現在、名瀬は雨はなく、風も強くない。かろうじて強風域を免れるのか?

気象庁台風情報 http://bit.ly/oynw0 鹿児島からの船の定期便は名瀬まで 詳しくは→ 九州のりものinfo http://bit.ly/3psurV100831_book_kobayashi_ryuukyu

2010年78冊 8月15冊

琉球・沖縄と海上の道 (街道の日本史)
豊見山 和行 (編集), 高良 倉吉 (編集)

単行本: 272ページ
出版社: 吉川弘文館 (2005/03)

琉球での歴史書の編纂は、近世の薩摩軍の侵攻以降であり、奄美はすでに琉球のものではなかった。琉球の近世の歴史に奄美に対する視点が希薄なのは、近世の歴史記述そのものが内包する問題だった。奄美の欠落は本書にとってもけっして小さい問題ではない。
戦後の復帰運動の歴史の違いも、奄美との違いをうきぼりにしている。

琉球・沖縄と海上の道 (街道の日本史) 琉球・沖縄と海上の道 (街道の日本史)
価格:¥ 2,730(税込)
発売日:2005-03

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小林秀雄とベルクソン―「感想」を読む
山崎 行太郎 (著)

単行本: 251ページ
出版社: 彩流社; 増補版版 (1997/12)

内容(「BOOK」データベースより)
「哲学者は詩人たりうるか」を増補!小林秀雄像を変えた書。未完の長編「感想」(ベルクソン論)の独自の読みを通し、物理学のパラダイム・チェンジの中に小林秀雄の批評方法の原理を見い出した評論集。

図書館のコンピュータでは「ベルグソン」ではヒットしない。ベルクソン。
3階の進一男文庫にありました。

速読に練習に、「難解な本」を、と思って読んだが、すらすら読めた。良書だからだろう。
昔よんだ「考えるヒント」を思い出したが、内容は覚えていない。
今でも十分刺激的ではある。

小林秀雄とベルクソン―「感想」を読む 小林秀雄とベルクソン―「感想」を読む
価格:¥ 2,520(税込)
発売日:1997-12

考えるヒント (文春文庫) 考えるヒント (文春文庫)
価格:¥ 590(税込)
発売日:2004-08